仕事的に一度太地町は見に行っておいた方がいいだろうということで、結構前にツーリングに行くことが決まりました。せっかくだから泊まりにしようと、洞窟の温泉で有名なホテル浦島への宿泊も決定しました。後は当日を迎えるのみ・・・だったんですけど天候が。
週間天気予報を見ると間違いなく19、20日は雨が降るのは間違いなかったので前日に中止する方向で話を進めようと思ったものの、「3時間ごとの予報見たら曇りがほとんどだから大丈夫だろう」との意見に押されて予定通り行くことが決まりました。
土曜日の朝に起きてみたら案の定雨が降っていて、いきなりテンションが下がることとなったのは言うまでもありません。行った先で雨に降られるならあきらめもつきますが、雨が降ってる中をわざわざバイクで出て行くというのは酔狂以外の何ものでもないです。
とはいえ、今回のツーリングでは先導役を務めることになってますから四の五の言ってもいられません。せっかく前夜のうちに走る道のりをインプットしておいたわけですし。
気を取り直して行ってみよう!と地元の高速道路に乗って、伊勢湾岸道路に入ったところで事件が起きました。愛知から和歌山方面なんで当然下り線を走らなくてはいけないんですけど、普段の習慣とは恐ろしいもので、何も考えることなく普段使う上り線に乗ってしまったんですね。
幸か不幸か、途中で3路線に分岐するので四日市方面に行くにはどの路線にすればいいんだっけ?と思考を巡らせたとことですぐに気付きましたとも、どう考えてもそっち方面にはいけないんだと。次のインターでいったん降りてUターンするしか手段はないですね。
その後は非常に順調で、雨が上がって晴れ間も出て、このまま回復するんじゃなかろうか?と淡い期待を抱いてすぐに土砂降りになったりしながら道に迷うことなく無事に到着することができました。
あまりにも雨が降っているようだったら観光はあきらめてホテルに直行しようとなったものの、幸い小康状態になったので少し寄り道することに。

太地町と言えばこれ、のクジラ博物館。アカデミー賞を受賞した「ザ・コーヴ」のおかげで悪い意味で世界的に有名になってしまいましたが伝統的にイルカ漁を行っている町で、この博物館では捕鯨の歴史やクジラの生態について展示物を見ることができるようになってます。

最初に撮った写真はコレで、まぁ、モノがモノだけに初ショットとなったのはタマタマなはず。これだけで1トンあるわけですからクジラ恐るべし、なのですよ。
アレコレ見て回ったところでいざホテルに。案内では屋外の駐車場にバイクを止めて船でホテルに渡る、ということになってますが、バイクを野ざらしにしたくないという同行者の要望もあって、事前に電話で確認したら裏道を通ってホテルに入ってもらえればトンネル通路の中にバイク止めてもらっていいですよ、とのことだったので、少々分かりにくい裏道を通りながらもなんとかたどり着くことができました。
ひとまず雨の中のツーリングで疲れた体を温泉で癒すべく露天風呂を満喫。既に台風26号が接近していたために波は激しいし雨風もどんどん強くなるという、翌日に帰ることを考えたら暗澹たる気分にしかなれない状況ではありますが、ここまで来てしまった以上、どれだけ雨が降ろうが槍が降ろうが頑張って帰るしかないので開き直りです。
夕食はフリーダムなバイキング形式に加えて風呂上りのビールをたしなんでいるうちに満腹状態となり、午後8時過ぎに部屋に戻ったところで布団に潜り込んでいるうちに、全員よっぽど疲れていたのかそのまま起きることなくダウンです。
翌朝はいつもどおりに4時過ぎには目が覚めたものの、みんなまだ寝ているので布団の中でモソモソしつつ、1時間ほどしたところで静かに部屋を出て朝風呂に。早朝だけあって浴室にはおじいさんの集団しかいませんでした(笑
そうこうしているうちに全員朝風呂ですっきりして朝食を摂ったところで帰り支度です。もう窓の外は大粒の雨が見えるほどの降りようで、9時に出ようが10時に出ようが変わりはなく、じゃあ待っててもしょうがないから早く帰ろうということになり出発。
雨はもう笑うしかないほどの降りようで、合羽着ても次第に縫い目から雨水が進入してくる上に叩きつける雨粒は痛いし、バイクが強風に煽られてバランス維持するのが大変だったりと晴れた日には決して味わうことはないであろう状況に翻弄されながらも事故なく無事に帰ってくることができたので何よりです。
ただまぁ、家に着く頃には体が完全に冷え切って震えが止まらない状況でしたけどね。熱い風呂に入ったおかげで風邪を引くことなく今に至ってます。
終わってみれば雨のツーリングもなかなかできる経験ではありませんし、緊張感を持って走れましたから楽しかったです。長時間これだけの距離も雨に打たれっぱなしで走ったのは長いバイク歴でも初めてのことだったのでいい経験になりました。さすがに2回目は遠慮しておきたい経験ではありましたけど。終わりよければすべて良し!ということで締めくくりたいツーリングでした。





