長距離を走るにはまだ寒い季節なので、かるーく名古屋までETCを試して来ました。料金所の通過は往復で計6回、いやはやバイクにETCを取り付ければこんなに快適になるものかと、実に想像以上の快適さがありました。
ETCレーンそのものがまったく初めてだったので料金所のゲートを通過する時にはそりゃあ緊張しました。「もしセンサーが読み取ってくれなかったらどうしよう?」「ゲートが開かなかったらどうしよう?」「スピードはどれ位まで落とせばよいのだろう?」とイロイロ不安がよぎります。後30メートル、10メートル、5メートル・・・と近付いたところで電光掲示板にOKの表示が出て無事にゲートが上がった時にはもう思わず安堵のため息が漏れました。スピードが落ちているのにギヤ落とすのをすっかり忘れてしまったほど。
料金所近付く→ギヤをニュートラルにして止まる→手袋を外して財布を取り出す→再び手袋をはめる→発進
この手順で後ろに車につかれてしまった日にはそりゃもう焦りますからお金を払った後に手袋を口にくわえてひとまず離れ、車線の左端まで寄ってから手袋をはめて出発という場合が多々ありますが、左端に寄る際に、ETCレーンが途中にあったりすると追突される危険性もあって凄まじく神経を使うことになります。再発進の際もやはり後方からの車に気を配りつつ加速して車線変更しますから、料金所の通過というのはバイクの場合結構気分的にも疲れるものなんですよね。それがETCのおかげでノンストップで通過できるわけですからそのメリットというのは計り知れないものがあります。
ただしETCレーンがメンテナンス等で閉鎖されている場合にはバイクから降りてシート外してETCカードを取り出さなくてはいけなくなるので、その場合にはちょっと大変なことになりそうではありますが。