ドイツ版 ポポロの正体 判明し

ようやくドイツからの荷物が到着した。果たしてポポロのドイツバージョンとはいかなる意味なのかが気になってしょうがない。ワクワクしながら箱を開けて取り出してみたところ・・・パッケージの説明書きが全部ドイツ語になっている!当然読もうとしても単語の意味も読み方すらも分からない。パッケージ同様にマニュアルも翻訳されていた。もっとも本編の文字やセリフは英語のままで変更なし。わざわざイギリスとドイツの2ヶ所に注文しておいた甲斐があって大いに満足。完全にコレクターと化してしまっているよ、あっはっは。

で、もう1つ別便で届いたのが学習リモコン。テレビ、DVDレコーダー、アンプと3本もリモコンがあると操作が煩雑でしょうがない。学習リモコンで1つにまとめてしまうことができればもの凄く楽になるはず。ということで少々高くはあるけれど、ボタン配置まで自由にでき、マクロ処理まで可能なエバーグリーン社のリモコンに決めた。
ボタンのレイアウトも機能もパソコン上で出来る上に、バックアップも残せるから作業は非常に簡単。リモコンの学習も1個1個順番にキーを押していくだけだから手間がかからない。しかもよく使うキーを1つのページにまとめてしまえば操作性が格段にアップするし、マクロ機能を使えばテレビ電源オン→DVDレコーダー電源オン→アンプ電源オン→音声ソース選択→サラウンド効果選択という一連の操作をボタン1つ押すだけで全部自動的にやってくれるのだから実にありがたい。カスタマイズが自由にできてしまうから病み付きになってしまいそう。多数のリモコンを1つにまとめたい、という人には強くオススメしたいアイテム。

本日も2本の映画。1本目は「マスク2」、前作がお気に入りだけに、あまり良かったという評判は聞かないけれど、観ておかなければなるまい。そして約2時間後、深々とため息をもらすこととなった。んー、緑色のマスク付けてアニメチックな動きをして音楽にあわせて踊らせれば前作並みに面白くなるってもんじゃないぞー。なんかやたらとCGに頼りすぎで表現もくどいくらいにアニメ寄りになりすぎ。いくら技術が進歩したところで、使い方を誤れば10年以上前の前作に及ばないといういい見本かも。ターミネーター3もそうだけど、前作の人気にあやかろうとして続編を作るとどうにもいい結果が出てないような気がする。

そしてもう1つが「ES(エス)」。「囚人・看守実験」という有名な心理実験を再現したドイツ映画。てっきり「スーパーサイズ・ミー」のように実際に実験を行って、その様子をカメラに収めるというドキュメンタリーだと思っていたら、じちゃんと用意されたシナリオに基づくフィクションだったのでちょっぴり拍子抜けではあった。もっともその実験は現在禁止されているし、悲惨な結果が待ち受けているから本当に行うわけにかいかないのだろうけれど。
実験ではなくフィクションだと分かっていても・・・怖い。下手なホラーよりもよっぽど怖い。人間の怖さというか精神の脆さというものをまざまざと見せつけられる。誰でも映画の中の人物のような行動をする可能性があると思うと、底知れぬ人間の心の闇に恐ろしさを感じずにはいられない。軽い気持ちで観るとショックを受けそう。でも観ておいて損はしない映画だと思う。