物好き坦々麺 ミニオフ

ということで、名古屋オフ会メンバーの影法師&カルロス27の3名で「四川」に行って来ました。
先日の名古屋オフ翌日の「四川会」(注:勝手に命名)に興味を示したカルロス27が「どれほどのものなのか行ってみたい」と興味を示したことに端を発し、影法師から誘いを受けて一緒に行くことになりました。ふふふ・・・世の中知らなければ幸せであったことがいくらでもあるというのに。まさに「好奇心は猫をも殺す」、いやいやとんでもない、決して地獄を見せようなどという思惑ではなくおいしいラーメンを楽しもうってことですよ、念のため。

午後6時半に金山駅で集合、ということで到着してみると結構な人でなかなか見つかりません。夕刻の人出の多さを忘れてました。なんとか携帯で連絡を取り合って無事に合流できたところでいざ出陣!
まぁ土曜日の夜なのでそれほど混んでいないだろうと思いきや、世の中物好きな人が多いのか、しっかりと混んでました。1階席は満員ということで、噂では聞いていたことはあるものの実際にお目にかかるのは初めてとなる2階席へと案内されました。1階に階段はないけどどうやってあがるのかしらん?と思っていたら建物の外からぐるっと回って裏口に案内されました。うーん、これは案内がないとまず見つけようがない場所です。しかも案内された2階はどう見ても普通の民家の部屋にテーブル置いただけだろう、という状態でお店らしくはないものの、それはそれで落ち着いて食べられるのであながち悪いものでもなさそうです。当然に注文するものはタンタン麺しかありません。
道中の地下鉄でもそうでしたが、注文の品が届くまではポポロ談義に花を咲かせます。名古屋オフのような大人数になるとなかなかみっちりと深く濃い話はできませんが、少人数だとそれが可能となります。大人数のオフ、少人数のオフ、それぞれがそれぞれの楽しさがありますね。大塚明夫の声は渋いとかピエトロ世代vsピノン世代な話やら今後ポポロはどう動くんだろうとかポポロのここがこうなんだー!とか熱い語りが入ります。

とそうしているうちにくだんのブツが到着しました。マグマのような赤黒さと刺激的な香り、いやー食欲がそそられるといったらもう!経験者の影法師はもうその見た目には驚きませんが、初対面のカルロス27は案の定「本当に人間の食い物か?!」と言わんばかりにぎょっとした表情を浮かべてました・・・さもありなん。
自分達の前に座っていた他のお客さんも同じく目を丸くてタンタン麺を見つめてました。「それって辛いんですよね?」「そりゃもう辛いなんてもんじゃないですよー」不思議とこのお店はとんでもなく辛いものを食べにきているという連帯感があるせいか、他のお客さんともすぐに打ち解けて話ができます。何はともあれ食べることにいたしましょう。

自分はもうすっかり慣れているので辛さと旨さに舌鼓を打ってあっという間に平らげます。後は恒例の鑑賞タイム。いやー、もう気の毒な位に汗と鼻水を流してます。
「なんか胃が痛いんですけど・・・」うーん、やっぱりそうですよねー、はっはっは。想像を超えた辛さの領域がこのお店には存在します。途中で水を飲むと余計に辛くなるんですけど、それでもやっぱり水を飲まずにはいられないようで、2人で水のピッチャーを一気に空にしてました。
それでも2人とも見事なもので、影法師のみならず今回四川のタンタン麺を初めて食べたカルロス27も汁を全部飲み干しての完食!自分が初めてこの店で食べた時には麺食べるのが精一杯でしたが。

辛いものを食べっ放しでは体によくないのですぐ近くのコメダコーヒーでほてった胃袋を甘さで癒しつつ、再びポポロな話に。コーヒーの上に乗せられたソフトクリームの甘さと冷たさが心地よく胃に染み渡ります。かれこれ1時間近く話していたんじゃないかと思いますが、胃も落ち着いたところでお店を後にすることとなりました。後はトイレに駆け込むことなく無事に帰宅できることを祈るばかりです。四川の味に目覚めるか否か、それは神のみぞ知る?!
何はともあれ楽しい時間を過ごすことができたので、また機会があればこうした機会を設けましょう。一度この店で飲み会をしよう、という意見も出ていることですし、ね。

なお余談ですが、翌日の昼も四川のタンタン麺でした(笑)。案の定お店のおばちゃんに「また来たの?」と半ば呆れられてしまったのは言うまでもありません、はい。