「オークションでグッズを落札して欲しい」
「ネットでシェーバーを安く買えるところあったら頼んで欲しい」
何やら最近変わった依頼を受けることしばし。まぁ体を使う内容でもなし、2つ返事で引き受けてしまうけれど、「どうにもアイツはオークションやらネット通販で物を安く購入する術を心得ているらしい」とのイメージが広がっているのがその原因らしい。地道に検索して安く売っているところを見つけるのは宝探しのようでもあって面白いもの、頼まれたからには向こうが把握している最安値よりも低いところを探してこなければ男がすたる。さっそく今晩探すことにしよう。
オークションでの落札依頼物も検索するとあまり数は出ていないようなので、残り時間と値上がり具合を検討して入札限度額を確認する。こちらもいかに安い金額で落札するかが見せ所でもあるので相場をしっかりと見極めなくては・・・などと結果を出すと、新たな依頼を招くことになるので、もはや避けられない宿命なのやも。
ようやく注文していた第5世代のiPodが到着した。iPodと言えば白が定番、しかしいつも同じ色ではつまらないし、どんも黒色ということで、今回は黒を選択することに。実物を手にしてみると実に薄くなった上に軽くなっている。もっともたてよこのサイズは変わっていないので、nanoのように驚くほどのコンパクトさではない。
今回のiPodでは動画再生ができるようになったけれど、まず何よりも特筆すべきは液晶画面の大きさ。2.5インチのQVGAサイズになったことから、画面上の情報量が格段に増加した。
これまで途中で切れていた曲のタイトルがかなり長く表示できるようになっているし、表示される行数も多い。クリックホイールで簡単に曲を選択できるのが大きな特徴であるだけに、この情報量の多さは非常に素晴らしい。
またジャケット画像をあらかじめ登録しておくと再生中にそのジャケットを表示させることもできる。音楽聴く時に常に画面を見ているわけではないからそれほど必要のない機能ではあるけれども、曲を選ぶ時に好きなアルバムのジャケットを見ることが出来るというのはやはり嬉しいものがある。
あまりこれで動画を見たり写真を見たりするようなことはないのでそうした機能が必要でなければ従来のモデルと比較して強くオススメできるほどのことはないけれど、大きなカラー液晶画面によるいくつかのメリットに価値を見出せるのであれば、非常に優れたものであることは間違いない。60ギガモデルだとバッテリーの持ち時間が20時間と長くなるけれど、本体の厚さはこれまでのものとほぼ同じだし、まず60ギガという大容量を使い切ることがなさそうなので、個人的には30ギガモデルで必要にして十分。
「あくまでiPodは音楽プレイヤーでビデオ機能はオマケ」と言い切ってしまうアップルの開発陣は偉い。