東京２日目。今日は番茶さん＆よしの＆ブロともども、おさむさんに東京のあちこち見物に連れて行ってもらう。東京のどこがよい？と聞かれてまず思いつくのが渋谷と原宿。田舎者の悲しい性かもしれないけれど、まずこの２つが思い浮かんでしまう。もっともここで中野と秋葉原が真っ先に思い浮かぶようであればディープな世界に片足を踏み入れているのかもしれない。
そんなわけで合流した後に渋谷駅へと向かう。渋谷といえば駅前の忠犬ハチ公、駅前だけあってその賑やかさはすさまじい。ちなみにドン松五郎によれば、忠犬ハチ公は人間の世界ではもてはやされているけれども犬の世界では状況を把握できずに何も出来なかったダメな犬、と評されているらしい。まさに所変われば品変わる。
それはさておき日差しはさほどきつくはなく時折日が雲に隠れてくれるとはいえ暑いことに変わりはない。それでもデパートのテナント店がずらっと並んでいるような豊富な店に気をとられるせいかさほど気にならない。いやはやじっくり見て回ったら相当時間がかかることに違いない。途中デニーズにて栄養と英気を養ったところで再び散策の旅に繰り出す。
原宿は予想はしていたけれどももの凄い人の波。押しやへしやのワンサワンサ。せっかくなので今回ここで見ておきたいお店があった。独創的かつ動物的なデザインのアイテムを作っている「九印」なるブランドのショップが原宿にあったはず。ネット通販で購入するには事欠かないけれどもやはり実際にお店を見ておくのも悪くない。しかしあいにく詳細な住所や場所を確認しておらず分かっているのは原宿にある、ということだけ。携帯でホームページにアクセスしても残念ながら地図や電話番号が表示されない。歩いているうちにそのうち見つかるかしらん、と甘い期待を抱いてはみたものの意外と原宿にはお店が多くまるで見つかる気がしない。そこで目に付いたドコモのお店に飛び込んでみると、思ったとおりインターネット体験コーナーがあったので、そこで少々検索をかける。確認してみると場所は原宿ではなく吉祥寺、さらに今日はどのみちお盆休みということだったので諦めるしかない。しかしなんで原宿だと勘違いしたのだろうと後々思い返してみたところ、九印の商品を扱っているアシストオンという小売店が原宿にあることに気付く。気付いたところで後の祭り、むむむ、見ておきたかったー。
原宿を堪能したところで新宿に移動、イロイロな独創的な小物を扱うお店の並びを感心しつつ時には笑いつつ歩き回って品定め、気に入ったものがいくつか目に付いたので、ゲーセンに立ち寄り太鼓にクレーンゲームにパンチングマシーンなどなど燃えた後に再び舞い戻り、「ただ今跳び回り中」と文字とウサギが書かれたミニ暖簾を１つ購入。他にも「ただ今骨休み中」と骸骨がリクライニングチェアーでくつろいでいるイラストが描かれたものもあったりして、非常にユニークな品揃えな店である。
そのうちに晩ご飯ターイム！ということで予定していたお店に向かってみるとなんとつぶれてしまったようで他のお店に変わってしまっていた。別の支店に回ってみても結果は同じ。こうなったらこれは！と思うお店に飛び込んでみよう、ということでイロイロ飛び込んではみたもののさすが土曜日の夜だけあって４０分待ちはザラである。幸い雰囲気のよさそうな看板を見つけ入ってみると内装も落ち着いていてくつろげる。ようやく腰を落ち着けて休息をとりつつ、一部といっても自分だけお酒をたしなみながら料理を楽しみ話を楽しみ、穏やかにゆっくりと時間は過ぎてゆく。途中某Ｂさんのノリで話がんーな方向になるひと時もあり。さぁＢとは誰のことを指すのだろう？ここで自分も「リミッター解除！」なんてことをしでかすと収拾がつかなくなるので、今日のところはおとなしくー、おとなしく。
翌日もあるので渋谷にて三々五々別れてそれぞれの場所にバック。自分とブロは今晩もハセガワさんのところにご厄介に。一度戻って風呂の支度を整えて近くにある銭湯に赴くと時間帯のせいかそういうお店なのか実に体に絵が入った人達が多い。ま、見慣れているものなのでさほど気にすることなく大浴場のジャグジーで体の疲れをしっかりと癒す。風呂上りといえばコーヒー牛乳！のはずが番号を間違えてしまいなぜかオレンジジュースを飲む羽目に。かといってここでコーヒー牛乳を飲みなおすのも失礼だ。カラカラに乾いた喉を潤わせるからこそコーヒー牛乳がより一層おいしく感じられるのだから。ジュースを飲みつつオリンピックの中継を見ていると女子柔道では谷選手が、男子柔道では野村選手が金メダルを獲得してテレビを見ている周りで拍手が起きる。こういう瞬間は周りにたくさん人がいると嬉しいなぁ。
気分よく銭湯を後にして、コンビニで昨日購入した「犬の生活」を再び購入。今日こそはパグ犬をゲットしたい・・・しかし今日のところはブルテリアだった・・・残念。残りは明日の朝に買ってやるぅ！戻って間もなくハセガワさん達も帰宅し、お台場で見つけたというお土産を貰い、手にした瞬間大笑いしてしまう。いいっ、もうこういうの大好き！あー、本当にこれはたまらない。長靴いっぱい食べたい気分だよ。職場に持ってってさんざん見せびらかすことにしよう。何よりも嬉し楽しい土産ものに大感謝なのでありました。
その後ちょっぴり本の仕上げを手伝わせてもらいながら東京２日目の夜は更けてゆく～。
