オリンパスの福袋

オリンパスのオンラインショップで毎年恒例の福袋販売で、今年は前々から購入を検討していたマクロレンズのセットがあったので思い切って購入しました。中身を考えれば破格の値段であったところに、知らないうちにキャンペーンでたまっていたポイントを使って相当のお買い得品でした。
もっとも、ある意味投げ売り的な感じがするのでオリンパスが提唱したフォーサーズ規格の行く末が非常に気になるところではあります。その後のPenシリーズのマイクロフォーサーズ規格は順調そのものなんですけどね。

ということで、35ミリ換算で100ミリ相当のF値2.0のマクロレンズ。このF値のおかげでものすごくボケます。もうツッコミスキルが発動しまくりの関西人も真っ青になるほどのボケっぷり・・・なんでやねん。

後はマクロフラッシュと専用アタッチメントが一式セットになってます。このマクロフラッシュはブツ撮りにも大いに活躍してくれますが、果たして先日導入した簡易撮影ボックスとの違いがどう出るのか楽しみなところでもあります。早速実験してみました。


マクロフラッシュの光の当て方その1。背後に2つの影が出ていますが場合によってはこういう影の付け方も面白そうです。


今度は影が1つに合わさるように調整した場合。正面からフラッシュを当てた場合とはまた雰囲気の違う影の出方をしているのが面白いトコロ。


そして今度は上下から光が当たるようにして影が出ないようにしたもの。影を消すには簡易撮影ボックス等を使ってフラッシュ光をバウンスさせる必要がありますが、結構マクロフラッシュだけでも角度を調整すれば同様のことが出来るみたいです。ただ、


ボックスを使って撮ったこの写真の方が色のメリハリを出せているような気がします。この辺はもちょっと研究してみます。

あとは背景のボケ具合ですが、

上の写真がマクロレンズ、下の写真が標準ズームレンズの同焦点距離を使って撮影したもの。明るい単焦点レンズの強みでガッツリと背景がボケてくれるので写真を撮る際にいろいろと工夫のし甲斐がありそうです。台の市松模様のピントの合致具合からも被写体深度が浅いので逆に使い方が難しいトコロもありますけどね。
もっとも背景のボケは主役を引き立たせますが、自分が撮りたいものがしっかりないと単なる締まりのない写真になるだけなので注意が必要です。お笑いと同様で、何でもボケればいいってものじゃあない、ということなのでした。

ちなみに被写体がなぜコレなのかと言うと、やっぱりいつものパグ人形を使うにはまだ心の整理が付いていないんですよね・・・などというトラウマチックな弱気な理由じゃなくて単なる趣味の問題(笑