川崎さん

DVDで映画観てました。タイトルは「SAW(ソウ)」なんです。ここで日記のタイトルを見て「あぁ」と思った方は多分世代的に通じるものがあるんじゃないかと思います(笑)。

先日兄夫婦が遊びに来た際の置き土産でいくつかDVDを貸してくれたのですが、そのうちの1本がSAW1&2の2本パック。サスペンス系で楽しめるとのことでしたが2本連続で観ると・・・精神的に疲れました。いずれもラストで話が「そうくるのか!」と想像できなかった方向に進むのでひっくり返され感は十分に味わえます。ドキドキハラハラ感も豊富で確かに面白くはあるんですけど、いかんせんエグイ話の上にハッピーエンドではありませんから観終わった後の爽快感は皆無といっていいでしょう。とはいえ嫌悪感を感じるものではないので3以降の作品もDVDになれば観るつもりです。

で、さすがにこの2本で観るのをやめてしまうと今晩の夢見が悪そうなので、もう1本「ゴーストライダー」を観ました。アメコミ作品だけに気分が重苦しくなることはないはずです。
ニコラス・ケイジ主演ということで果たして雰囲気にそぐうのだろうかと不安に思ってましたがさほど違和感はありませんでした。ニコラス・ケイジの顔を見ているとどうしてもルー大柴を思い浮かべてしまうのはいたし方ありませんが(笑)。
それにしてもこの作品の軽いこと軽いこと。バットマンビギンズといいスパイダーマンといい、己の心の闇の葛藤に悩むヒーローの姿が描かれていましたが、この映画についてはそうした部分はほとんどありません。悪の気配を感じると人格が豹変してバイクで暴走して街を破壊しまくるわ躊躇なく悪人を狩るわで清々しさを通り越して「ちょっとは悩めよ!」とツッコミを入れたくなるほどに軽いものを感じました。そんなわけで観終わった後に深く残るような余韻もなく、SAWの重苦しさを考えれば相殺されていい感じなのですが、これはこれでその軽さゆえに不完全燃焼感が伴ってしまいました。

手元に残るは「ユージュアル・サスペクツ」「ラッキーナンバー7」「ナイトミュージアム」の3本なのでまず重苦しさを感じることはなさそうなので、後日気分を切り替えて楽しむことにします。

話は変わってモノ話。
先日よりインク詰まりで調子の悪かったプリンターですが、結局大量のインクを浪費して詰まりが直っても一時的なもので、しばらく使わずにいるとまた詰まってしまうので印刷したい時にぱっと印刷することが出来ず不便極まりない状態に陥ってしまいました。ある程度ヘッドクリーニングが必要なのは分かりますが、ヘッドクリーニングしているうちにインクが無くなってしまっては肝心の印刷が出来ずなんのためのインクなのか分かりません。そんなわけで思い切ってプリンターを交換することにしました。
従来ずーっとエプソンのプリンターを使ってきましたが、調べて見ると新しい機種でもヘッド詰まりとクリーニング時のインク浪費は避けられないようなので、今回はキヤノンの「MP970」を選びました。

いわゆる複合機タイプでスキャナもあればメモリーカードスロットもあり、パソコンを立ち上げずとも写真の印刷が出来るという優れものです。実際使ってみるとなんの設定もなしにフチなしL判プリントが出来るので、今までパソコンでレタッチしてサイズ合わせしてフチなし印刷の設定をした上で行っていましたから、その手前を考えるととんでもなく便利です。給紙トレイも2つあるので後ろにはA4紙、手前には写真用印刷紙をセットしておけば紙を入れ替える手間が省け、これまたありがたい機能です。肝心要の印刷の質も文句なしの出来栄えなので、今まで以上に写真を印刷して飾る機会が増えそうです。ただ、サイズが大きいのが難点ではありますが、プリンターとスキャナを別々に置くことを考えれば十分許容範囲内です。

世の中どんどん便利になっていくものですね。