玄関の 扉の向こうは 阿鼻叫喚

ふんふんふーん、にょにょにょにょにょ~♪ (童謡「ブンブンブン」のリズムで)

・・・別に精神に異常をきたしてしまったわけではありません。昨朝仕事に出て今日の昼過ぎに帰宅してみた時の状況を端的に表現してみました。
親が御殿場から戻ってくる今月いっぱいまでは犬の世話や家事をこなしているわけですが、さすがに泊まりの勤務の時にはどうすることもできず、犬は丸一日留守番を強いられることになります。そりゃあ朝にエサもらって散歩(=トイレ)に行って丸1日軟禁されるんですから、腹は減るわトイレもガマンしなくちゃいけないわで犬も大変です。だから自分が帰宅すると犬は猛然と尻尾を振って歓迎しつつも「エサよこせー、散歩つれてけー」とガマンを重ねてさながら脂汗でも流しているんじゃないかしらんと思う位に切羽詰った様子が伺える次第です。

注)以下、少々品位に欠ける内容が続きますのでご了承下さい。

帰宅して中に入ると・・・玄関にウ○コ。しかもなぜかサンダル履きの上に。ちょっとまたんかい!と思いつつ部屋に入るとフローリングの床の上にもウ○コ!なんで今日に限って我慢できなかったんだろう?とキッチンに行くとさらなくウ○コが床上に鎮座している上に何やら黄色い液体の水たまりまである始末・・・。うぉぉぉぉぉぉーーーーっ!
とはいえ、何やら2匹とも「ガマンできずにスンマヘン」と申し訳なさそうな表情をしながら愛想笑いを浮かべつつご機嫌をとろうと擦り寄ってくるし、状況が状況だけに犬を責めるに責められません。きっと犬もガマンの末についにピークに達してしまい、生理機能の赴くままに放ってしまったのでしょう。きっと「帰ってきたらムチャクチャ怒られるんとちゃうやろか」などと不安を感じながら。そんな光景はまさに・・・酒池肉林、じゃなくてさながら阿鼻叫喚の如し。ということで疲れた体にムチうってティッシュと雑巾と洗剤を両手に携えて「糞」と「尿」の後始末にいそしんだのでありました。

以上が冒頭の1行のいきさつについての説明です。

まぁ普段ドッグフードだけしか与えていないだけに臭いの少なかったのが不幸中の幸いと言えましょう。
掃除を終えたところで「散歩」の単語を発した途端に2匹は弾丸のように玄関目指して走っていきました。あれだけ垂れ流しておきながらそれでもまだガマンしている部分はあったみたいです。散歩から戻ってくる頃には過度の緊張から解き放たれた実に満足そうな表情を浮かべていましたから間違いありません。

犬の世話が終わったところで、今度は自分の食事の準備。冷蔵庫に一昨日揚げておいたカツを残しておいたので今晩の献立は「カツ丼」に決定です。そんなわけで本を見ながらタマネギ煮たりしたわけですが、その完成度は我ながらにお見事!卵の火の通し方がちょうどよかったらしく、抜群の食感と味わいを堪能することができて大満足です。たまに料理をしてみるのもなかなかに楽しいものがありますね。