麻雀に カンフー足して 混ぜてみる

暑い!5月になった途端いきなりのこの暑さは一体全体何?!
どうにもこのところ寒くなったり暑くなったりと天候が不順だ。もう少し春の暖かな気候を感じていたいよぅ。

そんな気候の中、朝からせっせとヤフオクに出していたブツの梱包に汗を流す。パソコンを出していたので、ハードディスクは徹底的にデータを削除しておかなければならない。ソフトをつかって00のデータをくまなくビッシリと書き込んだところで再セットアップを施しておく。面倒くさい作業ではあるけれどきちんと責任をもってやらなくちゃいけない作業である。

その一方で、先日購入したパン焼き機を使って食パン作りに挑戦してみる。作り方は材料を入れてセットするだけの簡単なもの。後はスイッチを入れれば勝手に発酵を進めてそれが終わったら焼き上げてくれる。ただ・・・簡単すぎて手作り感がない。
前に作った時はちゃんとオーブンレンジにお湯張って温度調節しながら発酵して生地が膨らんでいくのを見守って焼いたから当然手間はかかる。かかるけれども出来たときの喜びもまたひとしお。これだけ簡単だとちょっと味気ない。でも出来上がりのパンはやっぱりウマイ。食パンだけではなくパン生地やモチまで出来るからイロイロ試してみる価値はある。

お昼はチラシで記念価格にて営業とのことで、今日から近所にオープンした中華料理店に行ってみる。結構お店の前には人が集まっているので繁盛しているのかとおもったら、みんなお祝いの花輪から花を集めているだけだった。この花輪から花を抜き取ってもよいというのは愛知独特の習慣なのかしらん?
で、肝心の味はと言うと・・・ここに来るのは今日限り。新規開店で記念価格になっていることをさっぴいてもちょっとこれはいただけない。 お店の味ではなく絶対レトルト類の味だー。

真夏日のラーメンに汗をかきつつ帰宅したところで、昨日借りてきた「カンフー麻雀」にとりかかる。実にキワモノ感漂う雰囲気が心地よい。
カンフーの技を駆使して繰り広げられる破天荒なおバカ満載イカサマ麻雀の映画かと思いきや・・・内容は至ってマジメ。途中で「麻雀十大奥義」なんてのが出てくるけれども「牌を愛せ」とか「弱きを助けよ」などなどマジメなものばかり。カンフー技で積み込みやったり牌のすり替えやったりするようなこともなく、超人的な記憶力で牌の配置を覚えて勝つという極めてまっとうなもの。こうなると「カンフー麻雀」という邦題に疑問の余地が。
麻雀のルールを知らないと劇中の駆け引きの面白さが半減してしまうけれど、結構「自分ならどれ切るだろう」などと考えてしまう場面もあって面白い。テーマ的にも非常にマジメで主人公の最後の言葉 「ギャンブルは遊びでやるものです、仕事でやるものではありません。だから(雀聖)王座の地位は僕にはいりません」 がそれを如実に物語っている。
途中で 「十萬」の牌が登場したり、胃の中に牌を隠し持って任意の牌を自由自在に吐き出したり16枚の牌(向こうのルールらしい)のところをイカサマで22牌手元に置いているとか 「あっはっは」と笑わせてくれる場面もあり、「サイン」とか「アンブレイカブル」みたいに終わった途端「なんじゃそりゃー!」と言いたくなるようなこともなく、個人的には好感の持てる映画だったので満足だ。途中で繰り出される麻雀クイズ、やっぱり精通していると3秒でちゃんと答えを出せるものなのかしらん?麻雀に三味線は必要不可欠?!