「急ぎで悪いけどこのFAX、パソコンで打ち直してくれるか?」
「あ、はい、お安い御用ですよー」
と何やら慌てていたので2つ返事で引き受ける。するとこのやり取りを聞いていた同僚からとんでもない発言が。
「あぁ、もう彼は手が早いですから」
「・・・すみません、もー少し誤解のない表現をお願いします。」
いてもこんな扱いなのだから、人がいない時には何を言われているのか分かったものじゃあない。よもや別の意味で「手が早い」などとあらぬ疑いをかけられているわけじゃないのは百も承知だから、まぁよしとしよう・・・多分。
再来週に三重の山奥までの紅葉狩りツーリングの計画が持ち上がる。ちょうど紅葉は見頃になっているはず、ぜひとも参加したいところだ。しかしバイクの調子に今一つ不安が残るので今週末に一度メンテナンスをして調子を確認した上で結論を出そう。さすがに三重の山奥でエンジンがかからなくなってしまったら泣くに泣けないし。
家に帰ればポポロの続き、エレナの登場、である。ピエトロに嬉しそうにじゃれ付いている姿を見ながら、その16年後となる「月の掟の冒険」が自然と心をよぎる。大きな時と運命の流れを感じてついつい鳥肌が立ってしまう。こうしたつながりがあるからこそ、新しい物語の後にこれまでの物語を振り返る楽しみがポポロにはある。これからまだまだ色んな仲間と出会えるのが嬉しくて仕方がない。画面に見入って物思いにふけり、根っからのポポロ好きであることを再認識する瞬間でもある。