いろいろ旅行

職場の親睦旅行で昨日から今日にかけて東京ディズニーランド&横浜中華街に行ってきました。ギリギリ夏休み前なのでそれほど混雑はしないだろうと思っていたら、既に名古屋液の新幹線ホームには子供連れ家族の姿が。確か全国的に終業式は今日のはず・・・でも東京で京葉線に乗り換えたら結構子供連れが多かったので、まぁそういうものなのでしょう。それにしても東京ディズニーランドは中学校の修学旅行以来なので実に20年振り、その当時もそれほど時間をかけて見て回ったわけではないので実に楽しみなところです。京葉線も幕張メッセに行くために使うことは数あれど、浦安駅で降りるのはこれが始めてなんですよね(笑)。
9時過ぎに正面ゲートに到着しましたが、既に入場が始まっているにもかかわらず人だかりができていて混雑の雰囲気が漂ってました。そして入場すると何やら手渡されたので見てみると「パイレーツオブカリビアン」のキーホルダー。そういえば今日からアトラクション「カリブの海賊」がリニューアルオープンするんでしたっけ。混雑しているのはその辺りが原因なのかもしれません。
みんなが慌しく移動する会場内を、長い列が形成されつつあったので確認してみると案の定「カリブの海賊」のために並んでいる人たちでした。その時点で既に80分待ちとのこと、果たして後で乗ろうと思ったらどれほどかかってしまうことやら・・・。他のアトラクションも相当並ばなくてはいけないのかと覚悟していたらさほどのものではなく、最長で20分ほど並んだだけで、後はファストパスのおかげもあってマウンテン系の人気アトラクションを全て含めて順調に回ることが出来ました。まったく人出のない「スターツアーズ」なるアトラクションがあったのでさほど期待することなく入ってみたら・・・よもやデス・スターのあの場面を味わうことができようとは夢にも思わず嬉しい誤算でした。それにしてもディズニーとスターウォーズ・・・どういうつながりなのかしらん?
割と早めに回ることができたので「カリブの海賊」の様子を見に行くと50分待ちとのこと、それなら十分許容範囲ですからせっかくなので並ぶことにしました。愛知万博の時なんかトヨタ館とか日立館は8時間以上待ちでしたからそれに比べれば可愛いものです。
リニューアルの内容は一目瞭然でした。いやもう、ジョニー・デップ姿のジャック・スパロウが見事なまでにリアルです。本当に本人が人形の振りしてアトラクションに紛れているんじゃないかと思うほどに生々しいです。アトラクションの最後に1分ほど停止してじっくりと人形を目の当たりにできる場所があるんですけど、じっくり見れば見るほど驚嘆します。表情といい動きといい最新の技術は本当に素晴らしいです。これでお化け屋敷を作ったら凄まじく恐ろしいものができるんじゃないかと思います・・・倫理的なものは罰にして。
それにしても園内は多くの人出で、「これだけ多かったら多分知り合いの1人や2人はいるだろうねー」などと話していたら、昼食時に本当に声を「あれ?○○さーん!」かけられました。それもよもや昨年に2ヶ月ほど同じ釜の飯を食い、年末にも隣り合わせの部屋で寝泊りして一緒に研修を受けた縁の深い同僚、確かに会っても不思議ではない状況ではあるもののお互いにビックリして笑ってしまいました。うかつに誰かが不倫旅行でもしているのを目撃した日には・・・見て見ぬふりをすることにしましょう。
「ディズニーランドに来たならエレクトリカルパレードを見なくちゃあいけませんよ」との同僚の言葉に、1時間半程前からベンチに陣取って構えてました。次第に暗くなって明かりがつき始めると昼間とは雰囲気が異なって実にロマンチックでいい雰囲気です。こりゃあデートコースでディズニーランドの人気があるのも十分分かるというもの。
パレードは午後8時からということで待っていると、突然背後のシンデレラ城方向からとんでもない音響が響いてきました。何が起こったのかとパンフレットを見てみると、どうやらパイレーツオブカリビアンの新しいショーとのこと、映画のお馴染みのあの曲が重低音で響きながら火炎と水柱が沸き起こり、クライマックスでは放射状に花火が上がったりと、遠くから眺めているだけでも十二分にワクワクさせられます。これ、こんど来る機会があればぜひとも近くで見たいものです。
と背後に気を取られているうちにエレクトリカルパレードの時間となり、CMで聞いたことのある英語のナレーションとともに、やはりCMでお馴染みのあの曲が流れてきました。初めて見るエレクトリカルパレード、同僚に言わせると「ずっと口が開いたままでしたよ」とのことで、まさに言葉を失い、まさに感無量です。イッツアスモールワールド、小さな世界、世の平和というのは感動する心に在るのではないかなぁとしみじみ考えさせれれました。
「子供の時にこれ見たら、ずっと忘れないでしょうね」、小さな子供を連れてくるのは、かつて自分が体験した感動を我が子にぜひとも味わわせてあげたいからなのでしょう。それだけの価値は大いにありますから。世代を超えて愛されるディズニーの世界、よーく分かったような気がします。園内もアトラクションもまさに「夢と魔法の世界」、なるほどこれでは大阪のUSJが苦戦するわけです。いやはやまだこの年になってもディズニーランドを堪能できるとは夢にも思いませんでした、はい。

そして2日目の横浜中華街。こちらはとにかくあちこちで食べに食べまくり、昨日が精神的な糧ならば今日は完全に肉体的な糧です。豚マンから中華粥から点心、スイーツなどなど食べては歩き食べては歩きの繰り返し、みんなしてなんで名古屋にはディズニーランドのようなテーマパークもなければ中華街もないのだろうと羨みながら嘆いておりました。
途中天津甘栗の試食を手渡され、立ち止まって食べていたら、カタコトで「おにーさん、これ1袋、でもこれだけ(とスコップにすくって)袋に入れるよ」とまだ人が買うとも何も言ってない段階から断るスキも与えず「買ってくれるだろう」と確信に満ちた手つきで袋に栗を入れるてくるので、あまりにも見事な人の話の聞かなさっぷりと押し売り具合に負けて一袋買ってしまいました。「お兄さん、どう?」の一言でも入ればそこで流れが切れたんでしょうけど、スキのない見事なまでの試食と相成りました。
さんざん食べて元町やみなとみらいを散策したところでお開きとなり、久々の旅行らしい旅行でいい気分転換になったので大満足です。バイクのツーリングもいいですけど、こういう観光所巡りもいいものですね。