礼儀作法 由来を知りて 増す深み

粗大ゴミ、回収で処分を頼むと1個につき1000円、自分で処理センターに持ち込めば数に関係なくキロ105円で処分してくれます。かつて前輪がフルロックして転倒した際にフレームがひん曲がって使えなくなった自転車が車庫で埃をかぶりまくっていかんともし難い状態が続いているので処分したかったところだったので、回収を待つことなく車に積み込んで持っていくことにしました。ついでに壊れたビデオデッキや使わなくなってバラバラ状態のパソコンラックなど通常のゴミでは出せないものもここぞとばかりに積み込みます。
ナビに処理センターの電話番号を入力したらすぐにルートがセットされたので迷うことなく辿り着ける・・・と思いきや、ナビ通りに走ったところ、確かに建物は目の前に見えるとこまできたけれど、線路の向こう側。ならば線路を渡る道はどこにあるのかというと、これまた相当遠回りをしなければならないようで、行き止まりの道に入り込んだり田んぼのあぜ道を通り抜けたりとナビに頼ることなく、とにかく目に見える処理センターに近づけると思われる道を自力で選んで走ることとなってしまいました。ナビも便利なシロモノではありますが、頼りすぎてもいけません。
苦労して無事に辿り着き、処理費用も300円で済んだので、迷いながらでも来た甲斐が十二分にありました。これだけ簡単に粗大ゴミが処分できるなら、これからは自分で持ち込んだ方が迅速スムーズに処理することができそうです。

ゴミ処理が済んだところで、お次はスチール棚を購入するべくホームセンターへと向かいます。階段下の収納スペースがもったいない使われ方をしていて、本来の収納能力を発揮できていません。しっかりとジャストサイズの棚を入れてキレイにたくさん物が置けてなおかつ出し入れに不自由しないようにするのが腕の見せ所です。事前にしっかりとサイズを測って検討しておいたおかげでバッチリの買い物が出来ました。実際に組み立てて入れてみたところ、申し分のない状態となり、収納スペースの床から天井までぎっちりとフル活用できるようになり、他の部屋からの物を入れてもまだ余裕のある状態で、費用対効果は十二分の大満足です。

整理に体を使ったところで夕方からお通夜の受付のお手伝い。ちゃんと受付の卓上には「○○関係者受付」とのプレートが置かれているのでビシッとした姿でいなければなりません。もっとも不動でピンと背筋を伸ばした姿勢で立ち続けるのはお手のものなので、さしたる苦労はないのですが。2時間ほどで式は終了となりなんとか役目を果たすことができてほっとしました。冠婚葬祭の儀式、マナーや作法についていまひとつ自信のないところがあるので、よく勉強しておかなくちゃいけないなぁとつくづく反省させられます。ご焼香でも、どのようにするのが正しいのか、なぜ指でつまんで顔に近づけるのか、唐辛子を使うのはなぜだろうとか疑問に思うことがいっぱいで、やはり形だけを覚えるのではなく、その背景を知っておいた方がよりよい作法を身に付けることができるんじゃないかと思います。人生、こういうことも勉強が大切ですね。