日焼け後 タオル触れては 漏れる声

昨日の日焼けが痛いです。風呂に入ってもうかつにバスタオルで体を拭くと「いひゃぅ」と声にならない悲鳴が漏れます。とりあえず2~3日は辛抱しなくては・・・。

それで身動きが取れないから、というわけではありませんがいつもの如くにDVD鑑賞。ツタヤのオンラインレンタルは届いたものを返却しないと次の分が送られてこないので、借りて届いた以上は早く観てしまわなくてはなりません。
まず1本目が「透明人間」。紹介文に「人間ではなく空間全体が透明化の影響を受け・・・云々」と書かれていたので、これまでとは違う透明人間モノなのかと思って借りてみましたが、透明になった人間が巻き込まれる騒動であることに特に変わりはなく、この作品ならではの透明人間観?というものは深く感じられませんでした。もちろん透明人間なのにどうやって網膜反射なしに物を見るのだろう、という疑問もそのまんま。
ただ原作がH.G.ウェルズの「透明人間」ではなく別作の「透明人間の告白」という作品が元になっているみたいです。B級かなぁと思いきやワーナーブラザーズ制作だけに手堅いというかそつがないというかキレイにまとまってます。逆に目新しい面白さには欠けるかもしれません。「CGのおかげでこれだけリアルに透明人間の表現ができますよー」的映画の印象でした。同じ透明人間をテーマにしたものであれば「インジビブル」の方が確実にインパクト大です。

で、2本目がB級テイスト漂いまくりの「キング・スネーク 殺人大蛇」。例えるなら「水曜スペシャル川口浩探検隊」映画、もうアマゾン奥地に住む長寿部族の秘密を探りに出かけた探検隊の乗ったヘリがジャングルに墜落する、いかにも!な格好をした謎の部族が襲ってくる、クモが巨大な蛇が襲ってくる、部族の人間を腕時計で買収する、などなどお約束というかこれぞB級!という匂いが心地よいまでに伝わって、独特の高揚感があります。この辺が先の「透明人間」のように手堅くまとめられた作品にはない魅力なのでしょう。「自分がうつした風邪で倒れた部族の首長の子供を注射で救って厚い信頼を得る」なんてのはもうよくあるパターンなんですけど妙に嬉しい展開だったりもします。
巨大なヘビが襲ってくる映像も、巨額な費用を投じる作品のような迫力はありませんが許せます、いやこうでなくっちゃいけないでしょう!との説得力があります。この手の作品にチープだとかしょぼい、なんてことを言っちゃあいけません。内容的には結構部族の秘密、長寿の秘密、巨大ヘビとの攻防などなど見所があって楽しめます。で、観始めた時「最後に生き残るのはコレとコレだろうな」と予測したら、案の定その通りの結末になってくれるのもまたお約束でいいものです。
なお原題は「スネークマン」・・・邦題がこのままだとさらに怪しさあふれる映画になっていたかもしれませんが、このタイトルだと世代的にどーしても「スネークマン・ショウ」を連想せずにはいられないんですよね、これが。