学祭で 初のビンゴの 景品に・・・

朝イチで髪を切る。本当は昼から予約を入れていたけれど、昼から学祭を見に行く予定が入ったので、時間をずらしてもらった。
結構朝早くからのお客があるようで、なかなかカットの順番が回ってこない。ちゃんと集合時間に間に合うように終わってくれるかしらんとヒヤヒヤしながら待っていると、幸い割りと早く自分の番になり、余裕をもって移動できる時間に終わってくれた。
レジにて先日届いた誕生月割引サービスのハガキを見せると、どうやら以前に行っていたお店のものであることが判明して赤っ恥。ちゃんと店名を確認したつもりだったけれど、完全に勘違いしてしまったらしい。いやはや。

待ち合わせの駅に30分ほど早く着いてしまったので、駅近くのゲームセンターでたむろしていたところ、メールが入る。「少し遅れるかもしれません」・・・去年も同じことやっとるやないかー!まぁ5分位の遅れだったのでよしとしよう。原因はあえて追求せず。
ということで去年同様にブロ、ちびた、リュオのメンバーが揃ってよしのの学校の学祭見物だ。
学校までの道中、あれからもう1年も経ったのかと月日の流れの早さに驚きつつ、去年の会話を蒸し返す。天気が少々悪いのが気がかりなところ。

学校に到着すると、何やらアンケートに答えると駄菓子をくれるというのでありがたく参加する。どうやら自動車学校の勧誘のようで既に4人中3人は免許持ちだからアンケートの意味はまるでないと言えよう。特典の駄菓子は、好きなお菓子の量り取り。自動車学校の人が選んだのと同じ色のボールを選んだら70グラム、違ったら50グラム、駄菓子だけに20グラムの差は大きい。しかし残念ながらブロと自分は負けてしまう。ちびたとリュオの2人は何やら選ぶボールの色のヒントを与えられてバッチリ勝利していた。
イロイロ種類を選ぶのも手間だったので、1点豪華集中主義でチロルチョコばかりをもらう。これだとコンパクトでかさばらなくてよいのだよ。さらには後ほどビンゴ大会があるということで、ビンゴカードをくれた。

「何枚くらい欲しいですか?」
「ありったけ」

条件反射的に答えてしまう。本当にありったけもらうわけにはいかないのでそれぞれ2枚ずつもらってその場を後にする。

中に入って間もなく後ろから「ぱぐさーん」と呼ぶ声がするので振り返ったところ、よしのだった。ちょうど探しに行こうと思ってただけにベストタイミング。まだお店の準備中で30分ほどかかるとのことだったので、しばし後に戻ってくることにしてその場を後にする。
それから出店で軽食をとりつつあっちウロウロこっちウロウロ。焼き物や日本画に洋画などなど本当に様々な作品が展示されている。ポポロ2で絵描きのおじいさんがエスペランサを描くのを見て「何もないキャンバスに絵を描くのは魔法のようなものだ」とシターうあキララが感心していたけれどまさにその通り。美術大ニガテだった自分にしてみれば、本当に凄いなぁとつくづく思う。

ちょうど時間も頃合いとなったので戻ってみるとよしののお店の準備が整っていた。Tシャツやルービックキューブ、キノコピンにハンドタオル等イロイロな手作りグッズが並んでいる。他にも手裏剣型ピンなるものがあったそうで、こちらは先日まとめて7~8個大人買いしていった人がいるので品切れ中とのことだった。どんなものか見ておきたかったなぁと思ってたら、今日後ほど届くとのことなのでしばしお預け。ハンドタオル2本を購入して再び見学の旅に出る。

なんでもフィギュアやらアイドルのDVDやら非常に「濃い」展示をしている場所があると聞き、「見に行く時は覚悟しておいた方がいい」との凄まじいアドバイスも受ける。一体どんな場所なのかと思ったら・・・ま、ま、秋葉原の濃いショップに比べれば全然大丈夫・・・うん、大丈夫・・・ここが学祭という場所でなければ!もっともサンバルカンやらジャッカル電撃隊やデンジマンが登場する映像があまりにも懐かしくてついつい見入ってしまったけれど。ここの展示で生まれて初めて「ツンデレ」という単語を知る。はっはっは、一体全体なんですねん、その言葉は。

その後手裏剣型ピンが入ったとの連絡を受けて1つ買う。ピンを刺すとさながら手裏剣が壁にささっているかのように見えるデザインが非常にいい。これ3つか4つ買って壁に刺しておいたらなかなか風情があるかも。

なかなか始まりそうで始まらなかったビンゴ大会がいよいよ始まるという校内放送を聞いて会場に出てみると雨が降ったりやんだりしている非常にイヤな天気。しかもすぐに始まるのかと思いきや空手部の実演が近くで始まったようで、それが終わるまで待たなければならないらしい。でもせっかくなので実演も見ておく。板割りやらバット割りやら伝統の技が繰り広げられる。今度はぜひとも順目の板ではなく同心円状の木目の入った板に挑戦してみて欲しいところ。あれは簡単に割れないぞー。
そしてようやく始まるビンゴ大会。商品は巨大プーさん人形からカレーせんべいにうまい棒に至るまで多種多様。しかもビンゴの順番に好きな商品を選べるのではなく、ビンゴになったらくじを引いて賞品が決まるというまるでビンゴ成立の速さとは関係のない方式。さながらどこかの名古屋オフのボウリング大会のようでもある。まかり間違ってもプーさん人形もらおうものなら帰りの電車が大変なことになるのでカレーせんべいかうまい棒がいいとみんなの見解が一致する。
これまでビンゴ大会はいいところまでいくけど一度もビンゴになったことがない。たくさんリーチになっても最後の欲しい1つが出ない時のもどかしさはたまらない。果たして今日の戦績やいかに?
結構早い段階でちびたがビンゴが成立してくじを引くべくステージの上に。残る3人は一体くじで何を当てるのだろうと固唾を呑んで待つ。残念ながらお目当てのカレーせんべいは先に他の人に持ってかれてしまった。そして見事ゲットしたのは・・・ハローキティのクッション。大きさもほどほどなのでこれなら電車の中で持ち帰るのに支障はなさそう。
その後どんどんとビンゴの声が上がる中、リーチがかかってはいるものの最後の1つが来ない。全神経を耳に集中して結果の発生を待つ。十の位がまさに自分が待つ数字、よし、来い!期待を込めて全神経を聴覚に集中させる。一の位も成立、ビンゴ!思いもよらない結果についつい歓声を上げてステージに向かう。今回ビンゴの成立が10人ほどいたので、くじをひく順番を決めるべくじゃんけん。ステージの上で小学生相手に真剣にじゃんけん勝負をする熱き男の姿がそこにはあった。なんでも後でブロに聞いたところによると、近くにいた子が「おじちゃん、頑張れー!」と声援を送っていてくれたらしい。
駄菓子類はほとんどなくなっていて、ステージに残っているのはこれもらったところでどうしよう?というようなものばかりで大差がない。それでもワクワクしながら引いたくじの結果は・・・ディズニーのライト。

これをそのまま持って電車に乗って帰ることになるわけ?ホントに?せっかくの景品だし日記のネタにもなるからきちんと持って帰ろう。
ビンゴ大会が終わる頃には薄暗く、肌寒くなり始めた。幸い雨が降ることもなくなったので、ブロが似顔絵を描いてもらっているのを待ち、よしのに見送られながら学校を後にする。いや、やっぱり学祭の雰囲気は楽しいや。

そして舞台は金山駅へと移って飲み会に。目指すは前々から行きたい行きたいと思っていた串物揚げ食べ放題のお店。90分という時間制限があるけれど実に楽しい。自分で好きな串を持ってきて衣を付けて揚げる。各テーブルにフライヤーがあるから揚げ具合も自分好みにできる。串揚げに飽きたらカレーもあるしパスタもあればうどんもある。デザートもソフトクリームやらケーキやらイロイロ並んでいるから選択に事欠かない。これに飲み放題メニューがつく。時間制限があと30分長かったらオフ会にぜひとも使いたいところ。ただ揚げるだけだけど、自分で調理しつつ宴席を楽しむというのは実にワクワクできて素晴らしい。
今回のメンバーの中に「カクテル12杯飲んでも全然酔わなかった」という剛の者がいる。さらには「20杯位なら軽く飲めますよ」との言まである。ならば実演あるのみ!90分で20杯ということは4.5分に1杯飲めばいいわけだ。食べながら思う存分飲んでくれい!
その結末は・・・5杯でダウン。腰が痛い肩が痛い腕が痛いとおよそ酒とは関係ない理由が並びたてられるもすべて却下!男たるもの有言不実行ではならーん!ただ酒をムリに飲ませてはいけないので、今日のところはそれでおしまい。というか本当に家までたどり着けるのかどうか心配だぞ。ちなみに誰のことかは本人の名誉の問題もあるので伏せておこう。実に楽しい1日だったので、機会があればまたぜひにー!

家に着いて服のニヨイをかいでみたらものの見事に油臭。そりゃあ全員で80本以上串揚げたわけだから致し方あるまい。ちょっとお腹が苦しいので今晩は悪い夢を見てしまうかも。