今日から来月28日分の深夜高速バスの予約受付が始まる。冬コミに行くための手段として確保しておかねばなるまい。新幹線回数券の使えない時期、新幹線での片道料金がバス往復料金に相当するのだから。
早速電話をかけてみると・・・話中。もしかしてみんな28日分の予約で電話が集中しているのでは?とイヤな予感が心をよぎる。何度も何度もリダイヤルし続けるも一向に繋がる気配はない。こうしているうちにバスが満席になってしまうのではないか、これなら直接窓口まで行った方がよかったのでは、と焦りは募るばかり。30分ほどたったところでようやく電話が繋がった。日にちと希望のバスを告げると
「そのバスはもう満席になっています」
・・・へ?だってまだ受付開始から30分しか経ってないのに?冗談抜きでマジに?!やはりみんな考えることは同じらしい。それでも幸い希望よりも1本早いバスなら大丈夫とのことだったのですかさず予約を申し込む。29日の帰りの分は28日からの予約受付とのことなので、また明日電話し続けなくてはなるまい。まぁ帰りのバスはさすがにあっという間に売り切れるようなものではないだろうけど、朝一番で予約しておいた方が間違いない。それにしても用心して早めに電話予約を入れておいて正解だったよ。
バスの予約が無事に済んだところで探偵局の更新。今回図を必要とする内容があったのでイラストレーターを引っ張り出してあれこれ苦労しながらなんとか意図するところを形に表す。しかし頭の中ではもー少し見栄えのするものを思い浮かべていたけれど技術が伴わなければ仕方あるまい。あの図で言わんとしていることはなんとか伝わってくれる・・・はず。
そして映画館に座席指定で切符を買いに行き、夜を待つことになった。今日から公開の始まる「スカイキャプテン」、あの独特な画作りと雰囲気に惹かれて気になっていた作品である。
時間となり映画館に入ってみると・・・うーん、ロビーで見かけた人の割りに上映部屋の入りは決して多くはない。きっとハウルに流れているんだろうなぁ。さぁ今回の感想はと言うと、ネタバレにならない範囲で書くとすれば、面白い!個人的にはまさにツボ!変形するマシンといい登場する人物といい設定いい雰囲気といい随所に登場する小物といい、そして時折予期せず飛び込んでくるお笑いといい肩肘張らずに楽しめる作品だ。空から飛行してくるロボットを指差すあの場面だけでも70年代テイストの雰囲気がバリバリでついつい心の中で拍手喝さいしてしまう。登場するマシンはギミック満載で007のボンドカーも真っ青!そしてラストも安易な方向に流れず、いい意味で肩透かしを食ってしまう小気味よさ、いい意味でのB級作品ではないかと思う。ただし万人向けかと言うと、この独特の雰囲気と世界観を受け入れられるかどうかで評価が分かれてしまうので、一概にはなんとも言えない。ただちょっと惜しい!と思うところがなきにしもあらずだったでのその辺を伏字で少々。
後半に入ると話の展開がちょっと速く、はしょり気味だったのがもったいない。もう少し秘密結社の説明があればよかったかなぁと思う。だからといってハウルのように「説明不足で分からない!」というとこまではいかないので、楽しみが阻害されてしまうようなことは決してないはず。あともう少しアンジェリーナ・ジョリーの見せ場があればー!
せっかくのいい場面、盛り上がるあの場面で予期せず飛び込んできた「物で試せよ」のセリフ、思っててもそれだけは言っちゃいけないのにーと思いながらも大笑い。こういうくすぐりが随所に散りばめれれているからこそ、あの終わり方が一層効いてくるというものだ。
しかし前半の空中戦は人によっては酔う危険性があるかも。それにしてもジュード・ロウのパイロット衣装は抜群にいい。あの帽子のレプリカ出たら間違いなく飛びついてしまいそうだ。