昨日の夜から食べ物はもちろん、水もダメ。とにもかくにもとっとと胃検診を済ませて朝食を食べなくては!かくして生まれて初めてのバリウムを飲んでのレントゲン撮影が始まる。
前々から話には聞いていたけれども、胃を膨らませるために飲む発泡剤が苦しいらしい。例えるならコーラを一気飲みしてゲップせずに我慢し続けるのと同じ感覚だとか。そんなにも大変なものなのかなぁと手渡された薬を口に含んだ瞬間、ドンパッチをもっと強烈にしたような炭酸感が舌の上に一気に広がる。うわ、これはたまらん!と思いつつ水で一気にこれを流し込む。胃の中に薬が入ると、炭酸で胃が膨らむのがこれでもか!と言わんばかりに伝わってくる。胃が膨れすぎて痛い。もう一歩でも動いたらゲップが出てしまいそうなほどだ。それでもここでゲップを出したらもう1回同じ薬を飲まなくてはならなくなるから、ここはガマンのしどころ。ゆっくりと振動を与えないようにずりずりとレントゲン車まで歩いていく。すぐに撮影してくれればいいいものを、ここでしばらくの順番待ち。喉元でぐふぐふ上がってくるゲップを必死に押さえ込んでいるうちにやっとのことで順番が回ってきた。紙コップ一杯に注がれたバリウムを指示されるがままに飲んでみると、ほのかにヨーグルト風味にしてあるのか意外なほどに飲みやすい。ただゲップをこらえつつ飲み干さなくてはならないのが本当にツライ。
後は機械の上に寝っ転がって上に下にと回転させられているうちにレントゲン撮影は終了する。気持ちよく胃の中の炭酸ガスを吐き出し、バリウム排出用の下剤を受け取って、初の胃検診は無事に終了することとなった。後は下剤を飲んで、いわゆる白い物体が体内から排出されるのを待つのみ。
すっきりとしないお腹を抱えつつ、そのまま夕方となり、仕事上の親睦会へと突入する。2時間ほどで終わるだろうと思っていたら3時間以上となりさすがに疲れてしまう。まだ月曜日の余波で睡眠不足が解消されていないからもう大変。
フラフラになりながら家に辿り着くも、今日のところは白い物体を目の当たりにすることはできずじまい。明日の朝がXデーになるのか?!
北東ではなく西方向に進む非常に珍しい進路の台風が本州をうかがっている。明日の昼以降に影響が出てくるようだけど、警報が発令されないことを心の底から真剣に祈ろう。本当にそれだけはごかんべん。