ついにソニーの携帯端末「プレイステーションポータブル(PSP)」が秘密のベールを脱いで、その全容が発表された。映像も音楽も再生可能、USB端子にメモリースティックスロット、無線LANに赤外線端子等ほとんどパソコンと変わらないほどのインターフェースが搭載されている。確かに21世紀のウォークマンと表現するだけのことはある。しかし!性能とゲームの面白さとの間に相関関係はない。ソフトに惹かれるものがなければ全くもって意味がない。最低条件はポポロー!まだ現段階のソフトラインナップの中にその名前はないけれども、間違いなくポポロもPS2と並んで、PSPでも発売されるだろう。想像するだけでゾクゾクしてしまうなぁ。
ひとまず発表となったソフトの一覧を眺めてみると、思わずへぇーと感嘆交じりに驚いてしまうような作品が、本当に携帯ゲーム機の画面なのかと信じられない画像とともに紹介されている。うーん、「イース6~ナピシュテムの匣」がよもや発表されるとは思わなかった。これは凄いことになりそうだなぁと感心しながら眺めていると、「え?」と思わず目が釘付けになってしまったタイトルが目に飛び込んできた。その名は「ガガーブ」。なに、ガガーブ?ガガーブと言えば、ポポロと並んで好きな作品の英雄伝説シリーズの「白き魔女」「朱紅い雫」「海の檻歌」3作、ガガーブ・トリロジーではないか!偶然同じ言葉を使ったのだろう、それにしてもどんな作品なのだろうといぶかしく思いつつ画面写真をクリックした瞬間、「えぇぇぇぇぇぇぇぇっ?!」と心底素っ頓狂な声を上げてしまう。「ちょ、ちょ、ちょっと待って・・・ジュリオにクリスに、アヴィンにマイル・・・?!本当にガガーブ・トリロジーそのものやーん!」にわかには信じられず何度もモニターを覗き込んでしまう。うひゃあ・・・・・。まさか、PSPでガガーブ・トリロジーに遭遇することになろうとは意外や意外、いや意外というよりは考えすらもしなかった。これは凄い!凄すぎる!多分全国の日本ファルコムファン全員がこれを見て驚きの声を上げているに違いない。何度でも驚いてやるぞー、うひゃー、うひゃ-、うひゃー。ポポロ以外の作品でここまで驚いて興奮してしまうなんて滅多にない。いやはやいやはや、これは今後の情報がおおいに気になるところだ。しかし!セガサターン版のようなむごい移植をしようものならただじゃおかない。
興奮ばかりもしていても仕方がないので、イラストレーターの練習を兼ねて家に持ち帰った仕事に取り掛かる。イラストレーターのトレス作業の練習するにはもってこいだ。仕事にも役立つし、自分の勉強にもなって一石二鳥。難しくはあるけれども面白いようにキレイに作図することができる。使いこなすにはもっともっと覚えなくちゃいけない機能があるけれど、千里の道も一歩から、少しずつ習熟していくことにしよう。