朝一で人を送り出して一服しながらサラダせんべいをかじっていたら「あれ?なんでアンタがここにおるの?」・・・へ?「もう別の班が配置についているぞ?」・・・いや、だから一体全体なんの話なんでしょう?「急いで配置先に向かってくれ!」・・・どうやら相手は既に指示済みと勘違いしている内容がこっちは全然聞いていないのだから話が噛み合うはずがない。事情を聞いてようやく状況が把握できたので口の中のせんべいを急いで飲み込んで車に乗り込む。でもって例によってじーっとそのまま。
午後2時過ぎになったところでようやくお役御免となったので昼食がてらに買い物を済ませておく。お目当てのiPODとパソコンをつなぐケーブルはすぐに見つかった。ついでにDVDショップをのぞいてみると、明日発売予定のセカンドTVアニメの第2巻が並んでいる!パッケージを手にしてみると、おぉ、今回のジャケットもいい雰囲気の絵柄だなぁ。ガミガミ魔王もしっかりと描かれているし♪やはり初回盤封入特典として月の掟の冒険のフィールドカードが同梱されているようだ。すぐにでも買って帰りたい気持ちは山々だけど、通販で申し込んでしまっているのでそういうわけにもいかず後ろ髪を引かれる思いで売り場を後にする。
今日の飲み会は3人でやるつもりが欠員が出てしまい2人で差し向かいで飲むこととなった。いつも行くお店ばかりではつまらないので店構えから選んで飛び込んでみるとなかなか当たりで、店内の雰囲気もいいし、料理もオリジナリティ溢れるものばかりで非常においしい。しかしここでまた調子に乗ると後々ひどい目に遭うのでセーブ気味にお酒をたしなむ。1時間半ほどしたところで、そろそろ締めのご飯モノを頼もうとしたら、いきなり相方の携帯が鳴り出す。どうやら向こうだけ呼び出しがかかってしまったらしい。やむなく席を切り上げてタクシーで職場へと向かう同僚を見送ったところで帰途につく。
さぁ、早速iPODをパソコンにつないで使い勝手を試してみよう!玄関を開けようとすると鍵が見つからない。おかしい。記憶違いではなく間違いなく今朝は鍵を持って出た。となると職場に置いてきてしまったのかー?!当然玄関の錠はかかっているし、窓も然り。電話して起こそうとしても熟睡しているのか全く起きてくる気配がない。さぁこれは困ったぞ。下手すると一晩中外で過ごす羽目になってしまいかねない。家の周りをぐるり見回すと3メートル近い吉津が目に付いた。車庫の屋根に上って、この吉津で親の寝室の窓を叩いてみたらどうだろう?足を乗せる場所を間違えたらたわんでしまいそうな屋根の上をヒヤヒヤしながら移動して、なんとか吉津を引きずり上げて窓を叩いてみるも効果なし。というより3メートルもある吉津を不安定な屋根の上で振り回すこと自体危ない。実際に屋根の上に上ってみると1メートル程度の長さの棒なら十分窓に届くことが分かったので、吉津から棒に切り替えて再挑戦。窓の鍵は開いているので、棒で窓を開けて縁をコンコン叩く。あぁ、近所に金属音がこだましているよ・・・。こんな光景見られたら110番通報されてしまいかねないぞ。しかし叩けども叩けども、音に気付いた愛犬の足音と鼻息が聞こえてくるのみで起きてくる気配が感じられない。窓の下にはひさしがあるけど、傾斜しているし、掴む部分がないから微妙なところで上がれない。ひさしに上がれたらうまくいけば窓枠に手が届いてそこから入ることができるかもしれないのに。ふと思いついて、まずは片足をひさしに乗せ上げ、手にした棒を車庫の屋根のフレームにあてがって体を押し上げて見たところうまい具合にひさしの上に乗ることができた。しかし20センチほどしかなく傾斜のついたひさしの上に立ち上がるのも容易ではない。これも棒を杖替わりにしてみたところ直立に成功!ここまでくればもうしめたもの、両手を窓枠にしっかりとかけてえいやっ!とばかりに体を引きずり上げ、無事家の中に侵入を果たす。足元では愛犬が尻尾を振って歓迎の意を示してくれているけど、いや、犬なら2階の窓から侵入してきた不審者にもう少し警戒心をはらって欲しいところだ。それだけベッドの横で騒いでいるのに親は一向に布団をかぶったまま動く気配がない。よくもまぁここまで熟睡できるなぁ。もっともここで目を覚まされたらショックを与えかねない。時計を見ると午後10時前。ふぅ、家に入るのに30分もかかってしまったよ。
自分の部屋の机の上を見るとやはり鍵はなかった。こりゃやっぱり職場だなぁと思いながら、ふと背広の胸ポケットに指を突っ込んでみたら、こんなところに家の鍵が入っているぅーーー!なんでこんなおかしなところに入っているんじゃあーーー!入れたのは誰だーーー!自分だーーー!ふっ、我ながら情けない。こんなことで思いもよらない無駄な時間を過ごしてしまった。日記のネタにするには十二分すぎるけど。
棒が1本あれば2階の窓から侵入することのできる我が家の思わぬ防犯の隙が見つかった。これもしっかりと対策を練っておくことにしよう。これこそまさに災い転じて福と成す?!
ようやくiPODをパソコンにつないで早速アルバム1枚の転送を試してみると、うははは、アルバムのタイトルも曲名も全てネットを検索して入力してくれようとは驚きだ!変換も転送も速い速い。アルバム1枚をエンコードして転送し終えるまで5分程しかかかっていない。音も高温から低音までしっかりと聞き取れて申し分ない。これは非常に便利なアイテムだ♪早速手持ちのアルバム全てをせっせと転送することにししょう。