素晴らしき 映画産み出す 想像力

前に頼んでおいたケーブルテレビのデジタル対応ターミナルの設置工事をしてもらう。これでデジタル放送を楽しむことができるようになったけれど・・・視聴できるチャンネルがこんなにあってどうすんの?!中には映画専用のチャンネルもあるようなので、一度じっくり番組表を確認してみよう。
昨日に引き続き、今日は非常に楽しみで仕方がない「カーズ」を観に行く。吹替版が1日7~8回に対して字幕版が夕方に1回しかないというのはなんとも不便な話ではあるけれど仕方がない。ということで映画館に入ると・・・6人?ほぼ貸し切り状態でゆったりできるけれど、これはこれで寂しいものが。お客が入らなくてつぶれてしまっては困ってしまう。

この映画は・・・本当に素晴らしい。物語、映像、演出全てにおいて見事なまでに隙がない。どこか悪いところを挙げよと言われたところで思いつかない。途中何度思わず拍手を入れようと思ったことか。途中に散りばめられた場面がちゃんと最後に集約されて嬉しいばかりの展開となって、観終わった後が清々しくて心底気持ちがいい。そのまま素直に終わるのかと思いきや、もう一波乱が起きて思いも寄らぬ方向に話が向かって、それがまた温かくて自然と涙が出てきてしまう。凄いね、本当に凄い。深く敬意と感謝を捧げよう。
そして映像はもはやCGというものではなく、リアルに近いアニメ、いやアニメであることを忘れてしまうほどリアル感漂う映像と言うべきか、とにかく一般的なアニメとは一線を画しているんじゃないかと思う。リアルなアニメ、というとファイナルファンタジーのように人間をCGで再現しようとしたようなものもあるけれど、そういうものとは根本的に違う。登場人物が全て車で擬人的ではあるけれど存在感がある。だから映画館を出て、駐車場に車がずらっと並んでいる光景を見た瞬間、今にも車がしゃべり出して動くんじゃないかと錯覚させられて思わず「うわ!」と驚いてしまったほど。人間の想像力に果てはないのか・・・。DVDの発売が今から待ち遠しい。

2日連続で映画の楽しさを感じさせてもらったので、すこぶる満足♪今週末には「パイレーツ・オブ・カリビアン」の先行上映があるし「日本沈没」も気になる。うむむ、まだまだ楽しみが尽きそうにない♪