雪が舞う 降りまくっての 積もりまくり

外の様子はどうかなぁと確認したのは午前8時。多少屋根に雪が残っているものの、空は真っ青に晴れ渡っていて非常にいい天気、雪の降る様子はまるでない。しかしヤフーの天気予報ではまたも「暴風雪」の予報が復活している。果たして予報は当たるのだろうか、外れるのだろうか?
家を出るにはまだ余裕があったのでゆっくりと身支度を整える。いつの間にやら空は雲に覆われて雪が降り始めていた。それでも道路に積もることもなくすぐに溶けているようでたいしたことはなさそう。そして午前10時半頃家を出ようと窓の外を見たところ愕然!い、いつの間に道路があんなに真っ白に?!雪の降り方もいつの間にか凄いことになっていたけれど、朝からの短時間でものの見事に歩道や車道が雪で埋め尽くされつつある。それほど冷え込みは感じられないけど、なぜ?
考えても始まるものではないので、スクーターで駅に向かうのはあきらめておとなしく徒歩に切り替える。傘をさしたはいいものの、雨とは違って雪が風に舞って平気で下から舞い上がってくるので防ぎようがない。

しきりに降りしきる雪の中、新雪の上を靴を埋めながらゆっくり歩いているとさながら八甲田山のよう。駅に着く頃には体の前面は見事に雪で真っ白け。さぁ、肝心の電車は大丈夫だろうかと改札越しにホームを見ると何やら特急電車が止まっている。まぁ多少のダイヤの乱れはしょうがないと思っていたら、同じく改札前で待っていた人から「なんか。あれが名古屋行きの今のところの最後の電車のようで、その後は見込みが分からないらしいですよ」と教えてもらう。な、なんですとー!しかし踏切が降りているのでホームに移ることができず無情にも電車は出発してしまった。こうなったらホームで電車が来るのを待つしかあるまい。
幸い30分ほどしたところで次の電車がやってきて、ゆっくりながらも名古屋まで走ってくれたのでなんとか事無きを得た。さすがに地下鉄は問題なし。

名古屋はさぞかし凄い雪だろうと思いつつ外に出てみると、きれいに晴れ渡っていて雪のかけらも見当たらない。地元で雪が降らずに名古屋で降ることはよくあるけれど、今日のように逆のパターンとなることは非常に珍しい。この天気なら外で仕事をしていても大丈夫そう。が、天気予報は「日差しが差しても油断大敵、午後から雪の降りが本格的になる」とのこと、今日のところは天気予報は当たっているので注意しておいた方がよさそう。その後見事に雪が降り出してしまい、雪の降る中を自転車で走ることとなり、雪まみれになってしまった。明後日まで雪の予報が出ているけれど、こんな調子で降られてしまったら大変だ。
ただサーモシャツやらタイツなどなど厚着をしていたせいもあるだろうけれど、雪の割には風もなく冷え込みもないので寒さは感じずむしろ暑くなってしまうほど。それでも雪はどんどん降り積もるのだから不思議なトコロ。

そしてダイヤが乱れ推定乗車率300%位の超満員電車で押しつぶされそうになりながら帰途につくと、見事なまでの積雪に加え、田舎道ゆえに人の歩行も少なく足の踏み場に困る状態。ひたすら上り坂の帰り道に苦労しつつ、足首まで雪に埋もれそうになりつつようやく家に到着することには心身ともに疲労困憊。雪は決して嫌いじゃないんだけど、これだけいっぺんに降られるとこたえるなぁ。もっとも雪国の人からすれば「多少積もったところで大騒ぎしなさんな」と怒られてしまいそうだけれど。今晩もまだ雪が降るみたいだから明日の朝は間違いなく道路はアイスバーンと化しているに違いない。休みなのはいいけれど身動きがとれないではないかー!

そーいえばこの雪の中犬の散歩はどうしているのだろう?