新聞を見るとイチローの大リーグ記録更新の記事ラッシュ。こういう記事は何度目にしても気持ちがいい。凄まじいほどの重圧があってこその記録だけに、どれほど大変なことだったのだろう。新聞を読んでた親が「やっぱり天才は凄い」と嘆息を漏らしていたけれども、努力の積み重ねの結果を天才の一言で片付けてしまったらそりゃああんまりというものだ。今年は阪神の優勝こそなかったものの、この記録樹立だけでも十二分に楽しむことができた。
今日はせっかくの日曜日、家でゴロゴロしているのももったいなく、栄で探したいものがあったので午前中からでかけることに決める。雨も降っていないことだしちょうどいいなぁと思っていたら出かける矢先に雨が降りだす・・・ぎゃふん。雨の降り様に躊躇するもやはり一度決めたからには行かねば気が済まない。まぁそのうち雨もやむに違いない。
まずは栄にて1軒目のお店に入る・・・品揃えはさすがに豊富なるも探し物は見つからず、即撤収。次に入るは三越店内、専門店にもなかったのに果たしてテナント店で見つかるものだろうかと半信半疑で店内を探してみれば、やはり見つからない。別の柄であれば置いてあるのだけれど。店員さんに聞いてみると、在庫はないとのことで取り寄せを頼んでみるも予約を受けられるものではないらしい。がっかりしていると他のお店の在庫もオンラインで確認できるようで、松坂屋店にはまだ在庫が残っているとのこと、おぉ、それでは早速!とお礼を告げて出て行こうとすると「お足元のお悪い中、ご足労をおかけして申し訳ありませんでした」との声が。うむむ、客がごった返しているこの店内でのその対応はお見事なり。
それではと雨降る中を松坂屋目指して一目散。こちらのお店も相変わらずに混んでいる。果たしてまだ残っているだろうかとハラハラしながら店内を隈なく探してみるもお目当てのものは見つからない。さっきこのお店の在庫を確認してから数分しか経っていないのだから売切れてしまったとは考えにくい。こういう時は下手に探すよりも確認してもらった方が手っ取り早い。とはいえ接客で一杯一杯らしく声をかけられる店員さんを探すのにも一苦労だ。いとも簡単に「ありますよ」とのことで持ってきてくれたものは似ているけれども用法が大きく違う。「いや、それじゃなくて穴の開いている物を・・・」、再び棚の中を探している店員さんの姿を見ているとどうにも置いてなさそう。諦めようと思った時、ようやくお目当ての物を持ってきてくれましたー!
ということでようやくに探し当てたiPodのケース。日本でダミエ・ラインが発売されるのを今か今かと待っていただけに非常に嬉しい。もっともブランド物にこだわっているわけではなく、欲しいデザインがたまたまそうだっただけのことで、全部が全部悪いものではないし、全部が全部良いというものでもない。何はともあれ無事に今日栄に出てきた目的を果たすことができて何よりだ。
ついでに先日スタンプカードを持っておらず、保留したままとなっているスタンプを押してもらいにパルコのお店にも立ち寄る。「今日はスタンプだけで余計な物は見ないぞー」と固く心に誓ってはみるものの、店員さんに色々と新作やオススメなものを見せてもらっているうちにどーしても気になったアイテムが出てきてしまう。5分ほど考えた挙句ウェスト詰めを依頼するとともに取り置きしてもらうことにする。うーん、この分では取りに来る時にもまた目移りしてしまうことになりそうだなぁ。
外に出ると嬉しいことに雨も小降りになっている。そのまま久し振りに大須の街をうろつく。仕事場から大須まで歩いて10分位しかかからないけれど、残念ながら仕事が終わる頃にはお店も軒並みしまっているから立ち寄ることもままならない。雨でも土日の大須の賑わいは凄まじい。通りすがりに味噌カツでお馴染みの「矢場とん」のお店の横を通ったら傘を差しながら20人ほどが並んで待っていた。
色々お店に飛び込んで物色してはみるものの、これと言って面白いものは見つからなかった。やはり地元だけあって中日ドラゴンズの優勝セールで何かと安くはなっているものの、しっかりしたもので、バーゲン用の品物しか安く売られていない。せっかくなのだからどーん!と店内オール3割引!と太っ腹な企画をやって欲しいもの。夜のオヤツに今井総本家の栗子焼きをいくつか買ったところで帰宅する。
今晩は地上波では初めて「火山高」が放送される。この作品はノリと勢いが非常に気に入っているので何度観ても面白い。ただ「冬のソナタ」の韓国つながりということで、高校恋愛モノの映画だと思って勘違いして観た人は怒り出すかも。サッカーの試合が長引いて焦らされてしまったものの、PKシーンを思わず拍手で観てしまう。勝ちのシーンはそれだけでも嬉しい。
1時間遅れでようやく始まった。やはり時間枠があるからある程度は仕方のないところだけどあちこちのシーンがいくつも削られていて、ちょっと人物の相関関係が分かりづらくなってしまっている感は否めない。この場面があるからこそ後半のあの場面が生きてくるのにー、と気になって仕方がない部分も。しかしラストのクライマックスが始まればもはやそんなことは関係なくテレビに釘付け状態。終わりよければ全てよし、十分に堪能させていただきましたー。
来週は早くも「HERO」が放送されるらしい。この映画は伏線に重ねて伏線が張ってあるからなまじシーンをカットしてしまうと恐ろしく意味不明な映画になりかねないけど、さぁ果たしてどうなることだろう?CMで「LOVERS」や「デビルマン」の映画予告が何度も流れて興味をグイグイと惹きつけられてしまう。うーん、これだからテレビは罪作りなのだ。