新千歳空港、再び

昨年末に雪ミクスカイタウンがリニューアルされて雪ミクさんの新たな等身大像が設置されたというニュースを見たとあっては会いに行かねばなりますまい、ということで前回に続いて弾丸ツアーで行ってきました。新千歳空港に8:55に到着して15:30に出発するという滞在時間は約6時間。

空港に到着してまず向かったのがコチラ、羊ヶ丘展望台。空港から電車とバスを乗り継いで1時間半あまりかかります。初代の雪ミクさん像が展望台の中にある雪まつり記念館に移設されたということでお邪魔しました。「少年よ、大志を抱け」でお馴染みのクラーク博士、まさかこのような理由でお目にかかろうとは夢にも思いませんでしたが。

北海道と言えば、寒い!バナナで釘が打てる!みたいなイメージがあり、移動中の列車の暖房があまりに厚すぎて汗ばむほどの完全防寒装備で来てはみたものの、拍子抜けするくらいに愛知県と変わらない気温でした。

資料館の案内板には雪ミクさんのお姿が。

入口を入ってすぐのところに初代の雪ミクさん像が飾られていました。新千歳空港の時と比べて背面のパネルが変更されてますね。ミクさんの声でアナウンスが流れるので立ち止まって聞くこと必至です。

資料館にはこのような一角があり、右上のモニターで雪まつりでの雪像を含めて歴代の雪ミクさんが紹介されていました。

展望台にはお土産屋さんもあり、雪ミクさんのグッズも色々取り揃えており、レストランではラム肉の肉まんやらジンギスカンやら北海道名物を扱っていましたがゆっくりしている時間もなかったのでひとまずこのソフトクリームだけ食べてみました。

味は、うん・・・まぁいたって普通のバニラとチョコ味で白い恋人感どこやねーん!というのが率直な感想ではありますが、それもまた旅の記念の一つということで。

羊ヶ丘展望台には他にも観光施設がありましたが、記念館を見るなら30分もあれば十分だったので再び新千歳空港に向けて出発です。バスに乗り込むあたりから雪がちらりほらり。

ということで本日の大本命。約6年前から看板ががらっと変わってました。雪ミクさんの美しさに変わりがないのは言うまでもありません。

そしてこれが今回リニューアルされた等身大の雪ミクさん像。設置スペースがかなり広くなっていて、回りには北海道を象徴するアクリルボードが置かれていました。関西人的には通天閣とかに道楽の看板に見えなくもないですが、それはさておき。

美しい!可愛らしい!の一言に尽きますね、ホント。ライトアップされていてキレイに輝いてました。

スカイタウンにはこのような等身大のアクリルパネルや、

壁面の装飾が施されていました。等身大像とまでは言わないまでも、このアクリルパネルが販売されるなら是非とも家にお迎えしたいものです。

羊ヶ丘展望台とスカイタウンの2か所を巡れば今回の弾丸ツアーの目的はおしまい、なので後は帰りの飛行機を待つ間に空港内で飲み食いするだけ。

北海道に来たならばやはりコレだろうということで松尾ジンギスカンへ。名古屋で食べるジンギスカンはラム肉特有の臭みがありますが、ここのお肉はまったく臭みがなく非常に食べやすかったです。ここからさらにビールと肉を追加注文してうどんで締めましたが大満足でした。地元ならまだビールと肉を頼んだところですが流石に飛行機のなかでやらかすわけにはいかないので控えておきました。お腹と時間に余裕があれば味噌ラーメンも食べておきたかったものです。

せっかくなので先ほどのソフトクリームのリベンジをしておこうということで、きのとやの極上牛乳ソフトを。人気のお店のようで15分ほど並びましたが、その甲斐はありました。濃厚なんですけどくどくはなく牛乳の風味と甘さを存分に感じられる優しい味です。コーンの中までぎっちりソフトクリームが詰まっていて食べ応えはバツグンでした。

事前に調べておいたお土産も無事にゲット。お店の人に「くださーい!」と声を掛けたらおもむろに外に陳列してあった1個を持ってきて「最後の1個でしたよ、良かったですね」と、本当にいいタイミングだったようで、買い逃していたら逃がした魚改め、逃がした鮭は大きいになるとことでした。

もっとも、国内線のチェックイン後のお土産屋さんでも買えるようになっていたので購入するチャンスは2回あります。立て看板で大々的に宣伝してますけど、鮭の攻撃をツインテールで防御しているように見えるんですよね。

帰りの飛行機は15:30発の予定でしたが、雪の影響なのか1時間ほど遅れの出発となり、

飛行機の窓にも雪がびっしり張り付いてました。フライトが中止になったらどうしようとやきもきしていましたが無事に飛んでくれて良かったです。

地上は雪でも雲の上に抜ければかように夕陽が出ていたので、いやはや飛行機というのは凄いものだと改めて感じさせられました。これで国内で飛行機に乗るのも3回目、飛行機への抵抗感はなくなりましたが、それでもアメリカでの飛行機事故を見るにつけ、やはり怖い乗り物だとは思います。バイクの方がよっぽど危ないと言われると返す言葉もありません、はい。