数式が常に真実を示すとは限らず

①収入-支出=貯蓄
②収入-貯蓄=支出

上の2つの式は、全く同じ式を移項しただけなので数学的には一緒ですが、実際に意味する内容は全く違うんですよね。

①は、「収入のうち、使って残った分を貯蓄に回そう」
②は、「収入のうち、貯蓄に回して残った分を使おう」

となります。計画的に貯蓄するならどちらの考え方が適しているのかは一目瞭然、ですね。数式に「解釈」という非数学的な見方を組み込むので、「数式は常に真実を示すとは限らない」というのは屁理屈みたいなものかもしれませんが、こういう考え方も大切だと思います。

私の場合は・・・①な生活ですけどね(笑