プロバイダをケーブルテレビに移したので、これまで使っていたフレッツ光は解約することになります。
年末にNTTから電話があり、撤去工事の日程を決めたいので、年明けに連絡して欲しいとの話を思い出して、昼食時にかけることにしました。
撤去日は2月以降の土日がいいと希望を伝えたところ、「土日の工事はやっていません」との返事。そんなはずはないんです。かつて設置工事を頼んだ時には土曜か日曜日にやってもらったんですから。以降、担当者とのやり取り。
「でも、設置の時には業者の方が土日も工事してますよね?」
「はい、やってます」
「作業しているなら土日の撤去も可能なんですよね?」
「いえ、それはできません」
「どうして?」
「・・・・えー、とにかくできないことになってます」
これで「そうですか」と納得して引き下がるほど物分りのいい大人じゃあありません(笑)。土日は設置ならやるけど撤去はやらない、というのは、企業としての心情は理解できる部分はあります。ただでさえ混雑する週末の工事作業を、契約ではなく解約に回すのはもったいないと思うのは致し方のないことでしょう。でもそれを一方的に押し付けられるのも釈然としません。
さらに、「土日は設置はするけど撤去はしないというのはおかしな話ですよね?」と突っ込んだところ、向こうもそう思われても仕方がないと察してくれたようで、「検討するので少々お待ちください」と5分ほどそのまま待たされた結果、応じてくれることになりました。やっぱり言うべきことはきちんと言ってみるものです。
もっとも、「自分は客だ」などと居丈高に高圧的に強制するような物言いは道義に反しますから、その辺りはわきまえておく必要があります。
去っていく客だから冷たく扱うのではなく、だからこそ次の機会を残しておくためにも誠心誠意に対応する、これ、営業の基本原則。