プレステ3 店頭で見て 迷い買い

近所のアピタに買い物に行ったついでにおもちゃ売り場をのぞいてみたら、カウンターの奥にひっそりと「好評発売中」と紙の貼られたプレイステーション3の箱が置かれていたので、もしかしてと思ってレジの人に確認すると、見事に在庫がありました。どうしたものかしらん?と少し考えたところでひとまずブルーレイディスクの再生機として活躍させたかったこともあって思い切って購入。

さてさてその使い心地はというと、ネットワークへの接続が極めて簡単&速いのが非常に心地よいです。今のところゲームのダウンロード販売や動画コンテンツも数は少ないものの、充実してくれば結構面白いことになりそうです。動作音も思ってた以上に静かで、ディスクのシーク音や排熱ファンの音はむしろPS2より静かなほどで全然気になりません。もっとも真夏に稼動させたらどうなるか分かりませんけど。

で、無料ダウンロードに「グランツーリスモHD」があったのでゲーム機としての性能を試してみました・・・とんでもないです、プレステ3の性能は。半透明に反射する車のガラス越しにドライバーが首を傾けて手を持ちかえながらハンドルをさばく様子がくっきりと見えます。見えるどころかハンドルを握る指の1本1本まではっきりと数えることができます。自分の走りを見るリプレイモードは多分何の先入観もなしに見たら実写と区別がつかないでしょう。フルHDの表現力の凄まじさは呆れるやら感心するやらです。
ただこれだけの性能を活かしきろうと思うとゲームを作る側は相当時間的に制作費的に苦労することになりそうです。制作費が高騰→確実に売れる作品を作る必要がある→売れ筋のゲーム作りにならざるを得ない、という循環に陥って独創性のあるゲームがなくなってしまうことにならなければよいのですが・・・。

映像としてのリアル化というのはゲーム機の発展方向の姿ではありますが、じゃあ映像が限りなくリアルになればゲームはより一層面白くなるのかと言うと決してそういうものではありませんからプレステ3と任天堂のWiiが混在するというのはある意味非常にいい状況ではないかと思います。どちらかが生き残るのではなくどちらも普及することがゲーム市場の活性化につながるのではないでしょうか。これからのゲームに期待することといたしましょう。

それにしても店頭でようやく姿を見るようになったプレステ3と売り切れの続くWii、果たして売れ行きの違いを示すものなのか意図的に出荷を抑えているのか、はてさて真相やいかに?!

どうやら明日から冷え込みが厳しくなるようで、29日には名古屋の天気予報に雪マークが現れました。冬コミが開催される東京の天気はというと・・・最高気温は9度なるも天気は晴れということでまずまずのところ。少なくとも雨が降らなければどれだけ寒くてもOK。そろそろ準備をしなくては!