欧州版 ポポロ到着 渋さ感 

先日注文しておいた、欧州版ポポロが到着、欧州での発売が6月16日だから思いもよらず早く届いた。今日届いたのはイギリスのネット通販会社に注文したものだけれど、到着したのは新バージョンパッケージのもの。ということは最終的にはパッケージはこちらに統一されたということなのかな?後日ドイツのネット通販に頼んだものが届く予定だから確認してみよう。2つとも同じものだった時には保存用にしておこう、うん。
こうして現物を手にしてみると、随分雰囲気が違う。これで「POPOLOCROIS」というタイトルがなく、欧州版の存在を知らずに目の前に出されたら一瞬ポポロだと気付かなかったりして。UMDのピクチャーレーベルもパッケージと同様渋くきめられている。もっともマニュアルについては北米版と同じ、内容についても字幕言語の追加がされた様子もなく北米版と同じだった。
果たしてファンタジーの総本山、欧州でどのような評価を受けることになるのか非常に楽しみ。
そろそろPS版ポポロ10周年の日が迫ってきているけれど、日本での新たな動きやいかに?!

で、もう1つ到着したのがAVケーブル。先日ようやくDVDレコーダーを導入したついでに、ケーブルにもこだわってみた。1本は映像伝送用のHDMIケーブル、もう1つは音声伝送用のデジタル同軸ケーブル、HDMIケーブルについては現行のDVDやアナログ放送では意味がないけれど、同軸ケーブルによって、今使用している光デジタルケーブルと比べてどれ位音の雰囲気が変わるのか大いに気になるところ。明らかに変わるものなのかプラシーボ効果的な程度に過ぎないのか?!

テスト用に使ったのは「マトリックス」、モーフィアスを救出するべくビルのロビーでネオとトリニティが機関銃を乱射しまくるあの場面。ワクワクしながら再生を開始した瞬間、劇的な音と音場の変化に思わず「なんじゃこりゃあ!」と目が丸くなった。まず音の厚みと解像度がまるで違う。高音域はよりクリアに伸び、低音域はより重みを増して響く。そしてセリフの細やかな息遣い、トリガーを充てんする音、薬莢が床に落ちる音が一音一音はっきりと聴き取ることができる。音の表情が豊かになったおかげでサラウンド効果まで劇的にアップした。単なる思い込みではなく素人耳な自分でも明らかに違いが分かる。文字で表現するなら、うーん、マシンガンの発射音がパパパパパという軽い音からバババババと重量感のある音に、蹴りを当てた時のトスッという音がドスッという肉感溢れる音に変わった感じ。
いやはやデジタル音声なら信号の劣化がないからどんな繋ぎ方をしたところで変わりはないだろうと思っていただけに目からウロコが落ちた思いだ。これでますます映画を観る楽しみが増えそう。

ということで先日叔母の蛍光灯を換えに行った際に貸してくれた「チキン・リトル」のDVDを観る。「ファインディング・ニモ」が素晴らしかっただけに期待の大きいところだったけれど・・・うむむ、もう一歩。人形っぽいのかCGっぽいのかどっちつかずの映像はさておくにして、なんとも話の流れが大雑把というか突拍子もないというか、どうにも落ち着かない。で、せっかく大団円で終わったなぁと思いきや妙な映画が出てきてどう反応すればよいものやら。決して悪くはないのだけれど、ニモを観た後だけにもちょっと頑張って欲しいなぁと思わずにはいられない。

それにしてもあの親子を見ていると、どうしてもポポロセカンドアニメの最初の頃のピエトロ王とピノン王子の関係を思い出さずにはいられない。