職場で泊りがけでいくツーリングの話が持ち上がる。まともにツーリングに行ったのは、マイカー規制がかかる前の乗鞍スカイラインくらいしかないし、泊まりでいくのは初めてのこと。日程はまだ決まっていないけれども非常に楽しみだ。現在のところ行き先は群馬県が候補に上がっているらしい。愛知から群馬・・・果たしてどれ位の距離があるのか定かではないけれど、一度も足を踏み入れたことのない土地だから興味津々。とはいうものの群馬って何があるところだっけ？
メンバーは５名とのことで、ＢＭＷ、ハヤブサ、ＣＢＲ、ロッソマンデロ、マジェスティというバラエティに富んだバイクの組み合わせ。この中に時速３００キロを出せるハヤブサという化け物バイクが１台混じっているけれど、当然団体で動くツーリングなだけにちゃんと速度を守って運転しなくちゃならないのは言うまでもない。マジェスティ以外は平気で時速２００キロは出るシロモノだから、高速道路でそんなものが何台も疾走していたらたまったものではなかろう。
ちなみにハヤブサ乗りの人に感想を聞いてみると、鈴鹿サーキットのストレートコースで時速２４０キロまでは軽く出せたらしい。そんなスピードでもまだエンジンに余力があるらしく、更なる加速も可能ではあったもののさすがに恐れをなしてそれ以上はアクセルを開けることはできなかったらしい。しっかりと体を伏せれば風圧を感じることもないというのだから大したものだ。
ちなみにロッソマンデロで２００キロ出すとハンドルに嫌な振動が表れて、スピードよりも別な意味でのデンジャラス。
いつの間にやら降り出し、すぐにやむだろうと思っていた雨は、一向にやむ気配はなく、時に強く降ることも。駅にスクーターを一晩置いておくなど物騒極まりないので、雨の中雨粒と戦いながら家までゆっくりと駆け戻る。天気予報を見てみると、ちゃんと雨マークが書いてあった。うむむ、見落としてしまったとは不覚ナリ。
