物思い 耽り耽って 夜もすがら

職場のプリンター台用にと近所のホームセンターで購入したA3サイズ大のレターケースを抱えて電車に乗る・・・実際に持ち歩くとでかいんだなぁ、これが。少なくとも手で抱えて電車で持っていくようなシロモノではないかもしれない。でもそのおかげでプリンター周りがすっきりして収納力もアップ!

1日立てば昨日の寂寥感も少しは収まってくれているだろう、と思っていたらやはり毎度の事ながらそうとう根深い。仕事をしている間はいいけれど、ふと気を抜いた瞬間に意識はポポロの世界にプラグイン。鼻と喉と涙腺にガツンガツンと襲い掛かるものがある。もうちょっと時間が必要だなぁ。

ただでさえ寝付きにくい午後9時前に布団に入り、それでもなんとか眠りに落ちたかなと思った矢先に電話で起こされる。時計を見るとまだ午後9時45分。ちょ、ちょっと一体何事ですのん?と用件を尋ねてみると鍵の置いてある場所が分からないから教えて欲しいとのことらしい。大事でなかったのがせめてもの救い、布団から這いずりだして着替えて鍵を渡した後に再び着替え直して布団の中に・・・寝れまっかいなー!
そんな中ふと胸に去来するものがあった。以下伏字・・・。
セレーネがなぜあのような選択をしたのか、それはやはりルナのことを最大限に想ってのこと、これからルナが生きていく世界を守りたかったから、それだけルナのことを深く愛していたから。ピエトロの住む世界を守るためにマイラに一撃を加えようとしたサニアの姿が蘇る。
そんなことを考えた時、じゃあ自分はそれほどまでに人の為に尽くそうとしたことがあっただろうか?それほどまでに我が身を懸けたことがあっただろうか?との疑問が沸き起こった。答えは・・・もちろんノー、だ。ほんの少しでもそうした気持ちを持って生きることができれば、きっとそれはポポロに対するささやかな恩返しになるに違いない。悲しい気持ちとじっくりと向かい合えばそこには何かきっと得るものがあるはず。いや、得なくちゃなるまい。もっともっと生きることを頑張らなければ!