昨日とはうって変わっての春を思わせるような暖かい好天気、絶好の布団干し日和だ。ベランダにズラリと並べ終えたところで、ポポロな時間。いよいよファーストアニメの話も大詰め、「ピエトロ王子の冒険」も間もなくなので、今日のうちに観終えておきたい。いや、観終えようとするまでもなく、毎度のことながらに観ているうちに引き込まれてしまうので、むしろある程度のところで区切りをつけることの方が後ろ髪引かれる思いで大変だったりもする。
3話観たところで時間が頃合いとなったので中断し、1日早くにソフトを販売している馴染みのお店に、ポポロを受け取りに行くべく出かけることにする。
しかし!早く手にしたからといっても、封を開けることは絶対にしない。ちゃんと発売日になるまでは、開けることなくじっと待つ、これこそが外すことのできないこだわりであり、漢のロマンでもあるわけだ。
ポポロを受け取り、感無量でお店を後にする。このカバンの重みは何物にも変えがたい喜びの証。家に帰った後に、じっくりとパッケージを眺める。こうして手にしているだけで、体の奥から幸福感が沸き起こる。しみじみとした嬉しさに心満たされる。しばらくそんな思いを深く味わい、大切に机の上にたてかけておく。このワクワク感はこの時にしか味わうことのできない大変に貴重なものだ。
そして再び、アニメに入る。没頭して大団円までまっしぐら、深く深く感謝を捧げる。せっかくピエトロ達が開いた未来なのだから、いつか再び風族にまみえる時が訪れてくれることを深く願う。世代を超えたとしても。
夕食を終え、しばしトレーニングに励んだ後、トリビアの泉で世界のカブトムシ対決を感心しながら見ているうちに、いよいよのカウントダウンチャットが始まる時間が迫ってきた。
カフェに入ろうとすると、うまく画面が変わってくれないので、一瞬ヒヤッとするものの、なんとか無事に入室できて一安心。そして7200秒前、つまり午後10時をもって、今回で3回目となるカウントダウンチャットが始まることとなった。前回月の掟の冒険の時はチャットルームが1つだったけど今回は2つ、両方に入室してのダブルウィンドウにての参加。イロイロな話をしているうちに、どんどんと時間は過ぎてゆく。6000秒、4000秒・・・と次第に減りつつある数字を前に気分は高まってゆく。
ついに1000秒を切るところとなり、カウントダウンに向けての心の準備を整える。サーバー時刻を拾ってのタイマー故に、パソコンの内蔵時計の影響を受けずに同じ時を刻むようにした甲斐がまさにここにある。いよいよ100秒を切り残り時間はついに2桁台に突入、その1秒1秒がドキドキと心臓の鼓動にシンクロしているかのようだ。
ファイナルカウントダウン・・・スタート!
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0!
その瞬間の到来とともに祝福メッセージで埋め尽され、真っ赤に染まるインジケーター画面、新しい物語、新しい冒険の始まりだ!
かくもめでたく嬉しい瞬間をこうしてみんなで楽しく迎えることができた縁に深く感謝!さぁ、冒険を始めよう!その行き着く先に幸多からんことを!
そして、探偵局も最大瞬間風速を記録することとなった。