愛犬てんの皮膚病が広がりつつあるので動物病院に。もともと皮膚の弱い犬種だからアレルギー姓の低い食事を与えた方がいい、とのことでオススメのドッグフード「ユーカヌバ」を紹介される。以前ゴールデンレトリバーを飼っている時も同じような症状でこのドッグフードを勧められたけれど・・・高い!1キロで2000円もするから人間が食べる米より高い。それでも何がアレルギーの原因になっているのか分からないので、しばらくそれで様子を見てみることにした。原材料を見ると、カンガルー・・・うーん、果たして味はいかほどのものなのやら。確かに1ヶ月も封を切ったままにしておいても何の影響もないドッグフードというのは確かに不安を感じる部分はある。もし冷蔵庫に入れる必要もなく外に置きっぱなしで1ヶ月経過しても大丈夫な人間用の食べ物を考えてみたら思い当たるものがない。まぁこれで症状が良くなってくれることを願おう。
ホームセンターで職場用の整理グッズを購入したところで帰宅。どうやらエアコンにあてられたせいか、このところ鳴りをひそめていた風邪の初期症状が表に出てきたらしくクシャミが止まらない。これはちょっぴりよくない傾向だ。しかし映画は譲れないので薬を飲んで抑えにかかる。
さてさてバイクで気持ちよく走りながら映画館に到着してみると混んでもいないけれど空いてもいないというほどほどの入り、体調が完全ではなく、さすがに3本立てはしんどそうなので今日のところは「アイ・ロボット」と「ビレッジ」の2つにして、「バイオハザード2」は後日にしよう。会員カードのポイントが貯まっているので1本は無料鑑賞、やはりこういう特典があるのは非常に嬉しい。
「アイ・ロボット」、これは理屈抜きに楽しめる。所々にクスリとなるような場面があって、冒頭のアレがここで効いてきたか!と期待通りとなってくれる場面もあって楽しい楽しい。哲学的な内容もあって考えさせられたりもするし、最後のワンカットの意味するところはなんだろう、と振り返ってみたくもなる。個人的には期待していた以上に面白かったので◎。それにしてもロボット三等兵、じゃなくてロボット三原則を見るたびにガミガミ魔王製作のデフロボを思い出してしまう。おそらくは創造主であるガミガミ魔王の方針かもしれないけど三原則なんて知ったこっちゃない自由奔放で気まま、かなと。
大いに気を良くしたところで間髪入れず2本目の「ビレッジ」に突入する。「アンブレイカブル」では超人、「サイン」では宇宙人と脱力してしまうようなオチの付け方に当初は憤りを感じつつもそのうち「さぁ、どういうオチを持ってくる?!」と屈折した楽しみ方をするようになったシャマラン監督の作品だ。予告編も例によって意味深で秘密の存在を思わせぶりにアピールしていた。で、観終わった感想は・・・まぁぶっちゃけた話思っていたよりは悪くはなかった・・・あくまで前2作と比較した場合だけど。それでもやっぱり「謎の秘密は○○でしたー」という点については健在、というよりもどうにも 毎回、「シックス・センス」を引きずっているのか、謎をほのめかしておいてアッと驚かせようという監督の思惑が強すぎる のかもしれない。ただ「シックス・センス」と「ビレッジ」の違いを述べるとすれば 前作は結末を知っていてももう一度観ようと思える作品であるのに対して今回は結末を知ったら改めて観ようとは思わない作品 ということになるだろう。映画館を出てポスターに書かれているあおり文句を改めて読み返してみたらなんとも やりきれない 気持ちになってしまった。でもシャマラン監督の次の作品が上映されたらきっと観に行くだろうと思う辺り、これはこれで納得しているのかも・・・しれない。それにしても アダムとイブではないけど、どうやってあれだけの規模の人口を集めたのか 、謎だなぁ。
さすがに4時間座りっぱなしで集中していたので気分的に疲れてしまった。映画も余韻にひたるためにはやはり1日1作にしておいた方がいいのかも。バイクで感じる帰り道の風が妙に涼しい。こりゃあ今晩はしっかりと休息を取って体を休めなければなるまい。