長らくニコンのD810を使ってきましたが、ミラーレス機への興味が増しつつあるとことにニコンのキャンペーンが始まったことに後押しされて、ついに導入しました。同じニコンのz6ii。高画素機の手ブレをD810で味わい、完全に移行するわけではなくD810も併用することもあり、高画素機を避けてのチョイスとなりました。D810から完全に移行するならZ8を選んだんでしょうけどね。
第一印象としては軽い!コンパクト!の一言に尽きます。D810では24-120mmF4通しのレンズを常用していましたが、z6iiレンズセットの24-70mmF4通しのレンズのコンパクトさは凄いです。そんなに気負うことなく気軽に持ち出せるのが大事ですから、この扱いやすさは大いにアドバンテージがあります。
パンケーキレンズを付けるとさらに軽量&コンパクトになりますから、旅先でのスナップショットの撮影に大きく活躍してくれそうです。D810でも50mmF1.8のコンパクトなレンズを使っていましたが、それよりも広角で薄いというのは正義です。撮影してみないことにはレンズの真価は分かりませんが、使うのが楽しみでしょうがないですね。
ミラーレス機で一番の懸念であったファインダーも非常に見やすいのが驚きでした。フィルム時代から一眼レフを使ってきたので「やっぱりファインダーはペンタプリズムの等倍が最高でしょう!」なんて思ってましたが、これなら全然違和感なく使えます。そしてミラーレス機で一番の驚きが、ホワイトバランスや露出の設定がファインダーに反応されるということ。D810だとパソコンに取り込まないと写り具合は確認できませんが、ミラーレス機だとリアルタイムで確認ができるんだとカルチャーショックでした。現像に出して写りを確認するまで数日かかっていたフィルム機のことを思うと隔世の感があります(笑)。もっとも撮影スキルを磨く前に片っ端からシャッターを切れることがますます便利になったと言えますから、機械におんぶにだっこになることなく、ちゃんと考えてシャッターを押すようにしなければと思いますが・・・流されそう。
でも思い通りの写真を気軽に撮ることが出来るようになるというのは素晴らしいと思います。これまで以上に何をどう撮るかが求められることになりそうですが、難しいことは考えず、気軽に撮影して一喜一憂するのもアリでしょう。
カメラに合わせてバッグも新調しました、マウスのポーチ。パンケーキレンズを付けた状態で標準ズームレンズを、標準ズームレンズを付けた状態でパンケーキレンズをコンパクトに収納出来るのでカメラを気軽に持ち出すのに貢献してくれそうです。
D810よりもコンパクトになったz6ii、しっかり持ち歩いて色んな写真を撮ってみたいところです。操作系統が若干異なるので覚えることも多々ありますが、操作に慣れていくのも醍醐味の一つ、マニュアルを参照しつつ撮影しつつ、撮影ライフを楽しんでいきます。