徹底したアルコール消毒のおかげで風邪が治っていた、という嬉しいことはない代わりに、ますます悪化して後悔するようなことにもなっていませんでしたー。
さすがに朝晩とそれぞれ30分近くかけて通勤するのも大変なので、なんとか今日中に原付の調子を取り戻したいところ、早速午前中のうちにキャブレターのエアクリーナーをしっかりと洗って取り組み開始、です。多分洗って取り付ければ直るだろう、と簡単に考えていましたが、なーんの変化も見られませんでした。
エンジンもチョーク引きっ放しでなんとかかかるものの、吸気に難があるのか、30秒も回らないうちにエンジンが止まってしまいます。オイル分がエンジンの燃焼室内に残っているのかもしれないと思い、しばらくエンジンが止まってはキックペダルをガシガシ踏んではエンジンかけて、と30分近く粘ってみましたが一向に改善されませんでした、むぅ。
一時作業は中断して、午後から再挑戦。こうなったらキャブレターそのものを取り外して分解掃除するしか!と思い、原付の外装パーツをメリメリひっぺがしての一大作業となりました。あらわになったキャブを外見的にチェックして、その他のホース類やケーブル類にも異常がないのを確認、一度取り外す前に、この状態でエンジンをかけてみようと何の気なしにキックペダルを踏んでみたところ、調子が元に戻りました。
え?なんで?と思いつつ、何度エンジンをかけ直してみても午前中あれほど直らなかった不調がウソのように消滅です。せいぜいホース類を抜いて挿し直しただけなんですけど。理屈は分かりませんが結果オーライということで、ついでに前後輪にしっかりと空気を入れたところでメンテナンスの終了です。
これで明日から再び原付で駅まで往復できるので楽になります。でも、「月は東に日は西に」の逆バージョンで朝焼け空に残っている月を見ながら音楽聴きながらのんびり歩くのも悪くはないものでした。
明日の朝になってみると、また原付が不調になっていた、ということも可能性としては考えられるので油断は禁物!