夕方帰宅すると、机の上にメモ。パソコンの調子が悪くて助けを求めているから叔母さん家に絶対に電話をかけよ！とのことらしい。時間も時間なので来週末にでもゆっくり様子を見に行くことにしようと思いつつ電話をかけて話を聞く。なんでもパソコンの調子が悪いのではなく、ワードで作っている文章の表組みが崩壊して手に負えないとのこと。
「それじゃ来週にでも」と告げる前に「明日提出しなくちゃいけない文書なのよ」と聞かされていまい、聞いた以上はなんとかしなくては男がすたる。ちょうどパイレーツオブカリビアンの先行ロードショウを観に行くつもりだったので、映画の時間は２０時半と２１時半、その前にちゃっちゃと軽く片付けてしまえるはずだ。
早速叔母さん家に車を走らせて作業を開始する。あー、確かに表組が崩れてしまってぐっちゃぐちゃ。どういう作り方をしたのか分からないのでどこをどう手直ししたらいいのか分からない。なんとか最小限の手直しで最短で終えられるよう頑張るけれども作業は遅々として進まない。結局急がば回れ、で新たに表組を作って、内容をコピー＆ペーストで移しかえることにした。修正するファイルは１個だと思いきや３個・・・単純作業だから苦にはならないけど時間は大丈夫かしらん？
幸い全てが終わったのは午後９時、映画の上映時間には十分に間に合う。叔母さんも無事に文書が完成したおかげで心底ほっとしていた。「真剣に明日仕事休もうかと思ったくらい」ってそこまで追い詰められる前に電話してくれれば良かったのに。
そんなわけで一件落着、心置きなく映画館へと向かう。
「パイレーツ・オブ・カリビアン～デッドマンズ・チェスト」の先行上映、それでも料金は例によってのレイトショー価格なのが嬉しいところ。
この作品は、観に行く前にちゃんと前作を観直しておいた方がいい。なんせ前作の上映が３年程前だから、内容や設定の記憶がうろ覚えになっていると話の流れにうまく乗れずに戸惑ってしまう危険性がある。その反面、話が見事に前作とリンクしているので面白さは深みを増してくれるはず。
内容は、ものすごーく楽しい。アトラクションを映画で体験しているような楽しさがある。劇場内で何度も笑いが起きたりするところもあって緊張感とのギャップが◎（若干やり過ぎという印象も？）。特にあの殺陣のシーンはそうそうお目にかかることはないんじゃないかと。あまり内容に触れるわけにはいかないのでこの辺でとどめておくとして、今回の作品は「３部作の中編」ということをよく認識した上で観ておかないとイケマセン。
完結編の上映が今から非常に待ち遠しいですとも、えぇ。
