今日はミニオフというか激辛ツアーというか、究極の辛さを味わってもらおうという物好きな企画、ということでういっち氏、ピエロン氏、ピノン・パカプカ氏の3人と集って、ハイパー激辛タンタン麺でお馴染みの「四川」へと繰り出す。まぁピエロンは既にこの店は経験済みの上、早くもここの辛さに魅せられてしまったようだから心配はなし、ピノン君も辛いものは好きだと言うから大丈夫、残るういっち君は何やら不安そうな表情でもある。まぁ世間一般的な「辛さ」をいくら想像したところで、想像できない辛さだから百聞は一見に如かず、だ。
地下鉄で移動する際、ピノン君からルルティアの4thアルバムを聴かせてもらう。どうやら今回のアルバムは楳図かずおの映画のOP・EDやタツノコプロ40周年作品テーマソングなどのタイアップの曲が多いらしい。これはまた購入してじっくりと聴かなくてはなるまい。
開店を少し待つ位の時間に店に着いたおかげで、席に着く頃にはまだガラガラ・・・と思っているうちにいつの間にやら満席となり、店の外には待ち人が並び始める。土曜日とは言うものの、激辛を求めてやってくるとは(自分も含めて)殊勝な心がけだ、うん。
そんなわけで待つことしばし、タンタン麺が目の前にと運ばれてくる。うーん、相変わらず食欲を駆り立てられる香りの色合いだ。「勢いよくすすると『ズル、ゲホ』となるから気をつけてね」と注意したところで、早速いただきまーす!
やはり・・・うまい。何度食べても飽きないし、辛さと旨さの刺激とハーモニーがたまらない。「やっぱりこの辛さはどこのお店に行っても見つからないよねー」と満足しながら食べる自分とピエロン、そして初めて食べるとは思えないほど落ち着いて黙々と食を進めるピノン君、そして・・・案の定その凄まじいばかりの辛さに箸が進まなくなってしまったういっち君。「辛いというか、痛い!」うん、まさにその通り。どうやらドンブリから直接すすると麺に激辛スープが絡みつくからいったん麺をごはんの上において余分な汁を落とそうという先方に切り替えたらしい。いわゆる「汁なしタンタン麺状態」だ。確かにそうすると食べやすくはなるけど、その食べ方ふだと、今度はごはんが辛くなってしまうぞー。
隣に座っていたおばさんからも「下手に水飲むと余計に辛く感じるから飲まない方がいいよ」とアドバイスされ、「ゆっくり食べるよりも早く食べた方が辛さ感じないですむよ」と根拠のないアドバイスをしつつ、にぎにぎしい昼食と相成る。まぁ最初は辛いだけのように感じるかもしれないけど、辛さの向こうにある旨さに気付いたらヤミツキになってしまうことだろう。
もっとも食べ終わった後にもしばらくの間は大変なんだけどね、トイレの時に。
辛さの後には甘味、ということで、駅に向かう途上にある喫茶店「コメダ珈琲」に入る。「四川」から直線距離にして約80メートル、もしかして「四川」から帰る客のためにあるんじゃないかしらん?と思えるほどに絶妙な場所にある。ここでかき氷・かき氷・クリームコーヒー・アイスココアをそれぞれ頼み、胃に染み渡る甘さと冷たさを大いに堪能する。あー、癒される癒される。
ここでピノン君持参の一眼デジカメをとことん触らせてもらう。ずっしりとした重み、ガッチリしたグリップ感などなど実機を触っているとついつい欲しくなってしまう。しかもカメラにはフォギーフィルタが付いているから非常に面白い写真が撮れる。何気なくシャッター押したら、窓からの光を後光のように受けながら、ソフトな光に包まれた男2人組の写真が撮れた。はっはっは、こういう写真はやはり女の子がモデルの方がよいぞー。それにしてもコンパクトデジカメでは出せないキレイさだなぁ。
一息ついたところで大須へと移動。異国情緒溢れる商店街を眺めつつ大須観音にてお参り。「神社にはどうして鳩がつきものなのだろう?」この素朴な疑問は後ほど簡単に解決することとなる。お参りを済ませた後お守りや絵馬など見学してから再び境内に。そこには鳩用のエサが無人で販売されていた。お金を入れて勝手に皿を取り出せばいいらしい。まぁ神社で勝手にエサ持って行くような悪いことをする人はいまい。
1皿は自分で、もう1皿をういっち君に渡す。さて、どうやってばらまこうかな?と右手に皿を持ったままにしていたところ、何やら左腕に重量感が。皿から左腕に目を移すとそこには止まり木の如くに二の腕にしっかりと足でつかんでいる鳩の姿・・・予期せぬできごとに思わず「でたぁーーーーっ!」と大声を上げてしまい、隣りにいたお婆さんを大いに驚かせてしまう。いや、まさかエサの入った皿を手にしただけで鳩が腕に止まってこようとは夢にも思わなんだ。その後右手の皿に襲撃を受けてその拍子に中身を地面に落としたところ、物の見事に鳩が足元に密集していた。なるほどこれがこの神社に鳩がいる理由なわけね。
せっかくなのでエサを取りに人の腕にしがみついている鳩の足を巧みに捕らえて鳩を取り押さえる。まさに手乗り鳩状態。しばらくそんな様子をカメラで撮ってもらったりしつつ遊ぶ。罰ゲームか何かで全身に鳩のエサ塗りつけてこの境内に寝転がったらとんでもないことになりそうだ。
大須管内に住むやさぐれたモリゾー
鳩と遊んだところで、再び喫茶店へと移動。もちろん大須にある喫茶店、と言えば一般的なものであるはずもなく、「おかえりなさいませ」と出迎えてくれる喫茶店だ。もっともかつて日本橋で入ったお店のような勢いやノリがあるわけでもなく、テーブルに来るごとに深々と長く頭を下げていく挙動さえ除けば普通の店とさほど変わることはない。それでも要所要所で笑いを抑えるのに苦労する。ただ、基本となる喫茶の部分についてはもう少ししっかりとしてもらいたい。パフェにしてもサンドイッチにしても作りは非常に雑。市販のお菓子を詰めてアイスと生クリーム乗せればパフェになるというものじゃあない。見た目の珍しさだけではなく、喫茶店としての基本部分をしっかりしておかないと長続きしないぞー。
・・・とここで時間も頃合となり、仕事に向かう時間となったので一眼デジカメコーナーを一緒に見て回ったところで一足先に離れることとなった。前日にスケジュールが変わったりもする仕事の状況なだけにこればかりはいたし方ない。それじゃあまた折を見つけて集まることにいたしましょーう!
仕事の前に、ふと見ておきたいものがあったので最寄のパソコンショップに立ち寄る。前々からDVD-RAMをカートリッジごと扱えるドライブが欲しかったものの、納得いくものを見つけることができなかった。DVD-RAMカートリッジ対応&DVD-R DL対応、これが実にありそうで見つからない。RのDLなんてまず使う機会はないけれど、せっかくだから対応したドライブを持っていても損はない。
そして売り場を物色していたところ、いとも簡単にお目当ての商品が見つかった。うーん、いつの間に発売されていたのだろう?1台しか在庫がなかったので速攻で購入する。やはり今までガマンして理想的なものが出るのを待っていた甲斐があったというものだ。これでDVD-RAMの使い勝手が向上してくれよう。取り付けが非常に楽しみだ♪