高らかに エンジン音が 鳴り響く

昨日充電しておいたバッテリーをバイクに組み込んでみると・・・バッチリまるで問題なし!ヘッドライトもしっかり点くし、タコメーターも回る、ウィンカーもすぐに明滅してくれるし、何よりもエンジンを切ってもエンジンがちゃんとかけられるのが嬉しい。こんなことは出来て当然なんだけど、不具合が多いだけに当たり前であることが一層嬉しく感じられる。
走っていても全然心配がないし、たとえ同じ症状になったところで原因が完全に特定できているから修復も簡単だ。「得体の知れないトラブル」と「原因が分かりきっているトラブル」とでは心理的な圧迫感が全然違う。エンジン止めても大丈夫なので、心置きなくガソリンスタンドにだって寄ることができる。心なしかバイクが普段より嬉しそうに誇らしげに咆哮しているような気がする。天気もそんなに寒くはないし、久々にリラックスした気分でバイクを楽しむ。

そして日付も変わった午前1時前、仕事を終えて外に出ると思っていたよりも寒いけれど真冬の寒さに比べたら軽いものだ。こんなんで寒いとぼやいていたら真冬なバイクの男のロマンは語れない。
何の心配もなくイグニッションキーをひねり、そんな信頼に応えるかのようにバイクも声高らかにエギゾースト音を鳴り響かせる。うん、やはりバイクはこうでなくっちゃあ!

少し肌寒い風を心地よく感じながらほとんど車通りのなくなった真夜中の道をマイペースで走り抜ける。この楽しさはやめられない。これから春の季節が非常に楽しみだ。

とにもかくにも明日の仕事のために早く休まなくては・・・と日記をつけている現在時刻は午前2時を回ってしまった。