1週間の寝不足感を回復するべく目覚ましをかけることなくひたすら眠る。寝すぎてもそれはそれでもったいない。起き上がったところに職場から携帯に電話が入る。う、なんかイヤな予感だ。
「明日自分がやるって言ってた仕事だけど、ちょっと都合が悪くなったから変わってもらえない?」
なーんだ、今日のことじゃなくて明日のことだったら全然OKですよぅ。2つ返事で引き受けて急ぎの用件じゃないことにほっと一息。それから間もなくすると別の人から電話が入る。
「なんかアイツが日曜日にやるって言ってた仕事、都合が悪くなったみたいだから、悪いけど明日出てきてくれんか?」
はーい、その件については本人から既に連絡もらってますから大丈夫ですよぅ。・・・しかしまたしばらくすると電話が鳴る。ついに三度目の正直か?!
「なんか明日の仕事なくなったから出てきてもらわなくてよくなった、ありがとう」
はっはっは、そういう連絡なら大歓迎ですとも。連絡ありがとうございました。もうこれでかかってくることはないだろう。が、それからまた電話が鳴る。一体全体なんですのん?!職場からの電話は毎回ヒヤヒヤしてしまうから胃によくない。
「月曜日はこうこうこういう風だから、こうこうこういう風に話をしておいてね」
結局のところ、緊急のことではなかったのでよかったけれどこの一連の電話のおかげで一気に目が覚めてしまった。
はー、疲れたなぁと思っているとまたも電話が。こうなったらもうヤケだ。
「去年やってもらった仕事だけど、どんな感じだった?」
あ、それはきちんと説明しておいた方が不安が解消できてよいだろう。今年の状況を聞いて去年の状況を話し、そういうわけで心配しなくても大丈夫ですよ、ということで安心してもらい、用件終了。それにしてもよく電話がかかってくる日だなぁ。
このところご無沙汰をしていた祖母のお見舞いに向かうべく車に乗り込んだところで携帯が鳴り出す。今度はいったいなんだろう?
「去年やってもらった仕事で聞きたいんだけど・・・」
だーかーらー、それはさっき他の人から同じ内容の電話があって説明済みなんですってば。でもそれじゃああまりに不親切なので、もう一度同じ説明をする。は、これにて一件落着。
お見舞いに行ってそのまま帰ろうかと思っていたら、おばさんからDVDプレイヤーの操作方法教えて欲しい、エアコンのお掃除ランプの解除の仕方が分からない、パソコンの壁紙変えるのにどうすればいいの、冷蔵庫のパーシャル室に霜が付いて閉まらなくなってしまったけどなぜ・・・とここぞとばかりに質問される。で、電気屋さん?!
幸い込み入ったものはなにもなく、あっという間に事は片付く。「それにしてもなんでそんなに電化製品のこと分かるの?」いや、こういうものはやり方を考えるよりもあれこれ触って試行錯誤繰り返すのが一番身につくものだもんね。こればかりは説明のしようがない。
帰宅した後、「ヘルボーイ」の上映が始まっているので映画館に行こう、と思ったもののどうにもこのところの冷え込みで体調が完全ではないので今日のところはお預け。来週末の楽しみにすることとしよう。