色々と 気遣い受け取る バレンタイン

(昨日から続く)
アラームに目を覚ますと早くも午前2時前だけど、おそろしく寝た気がしない。しないどころか余計に疲れてしまった気分。幸い金曜日の夜とはいえ外は非常に静かなようで、時は平穏に過ぎてゆく。刻々と時刻は過ぎ、交替する時間となった。しかし!普段ならこれで家に帰ってのんびりくつろぐところだけど今日ばかりはお昼からしっかりと仕事が入っていて人手も足りず、そうは問屋が卸さない。午前中は体を休めつつテレビを見ているとブタの出産の様子がドキュメントで映されている。生まれた直後に息をしていない子豚をなんとか蘇生させて無事に息を吹き返す様子をみんな知らず知らずのうちに画面に引き込まれて見つめている。みんななんとなく安堵のため息をつくけれど「いや、蘇生したはいいけど、いつかは食べちゃうんでしょ?」と言ったらしみじみと考え込んでしまった。案の定テレビ画面には、その子豚ではないけれど、豚の肉を近所に配ってお礼をして回る様子が映し出される。だから、そーいう生々しい場面はやめてちょーだい。

と騒いでいるうちにお昼近くとなったので、仕事先に向かいがてら昼ごはんとしゃれ込む。味噌ラーメンで有名な「富良野ラーメン」に入ると、なんとメニューに「激辛味噌ラーメン」の文字が。これまで数多くの自称「激辛」ラーメンを食べ、その都度名前ばかりの腑抜けた辛さに拍子抜けし続けてきた。どうせ今回も同じようなものだろう、深く期待もせずそれでもものは試しにと注文する。
運ばれてきたドンブリを見ると赤色の「あ」の字も見受けられないほどごくごく普通の味噌ラーメンの色をしている。いや、それでも3ミリ四方のアオノリのようなものがスープの中に所狭しと浮いている。さぁどんなもんだ?とスープをすすってみたら・・・かっ、辛い!これは真剣に辛い!思わずむせてしまうほどに辛い!うぅむ、「四川」のタンタン麺は赤唐辛子の辛さだけど、こちらは青唐辛子の辛さだ。いつもとちょっと様子が違う異質な辛さだ。フフフ、相手にとって不足はなーい!麺をすすってはときおりむせ、スープを飲んでは唇から喉にかけての痺れた感覚を味わいながらもそれでも全てのスープを飲み干して完食!なぜかこういう時は頭の中にロッキーのテーマが流れてしまう。
しかし、食べている時に一瞬感じためまいといい胃の感覚といい、かつて食べたターラータンタン麺の悪夢を思い出さずにはいられない。調子に乗って全部食べてしまったけど、あのような苦しい思いを味わうことのないよう祈るほかはない。

仕事の任務解除となり、地元の駅にたどり着く頃には早くも午後9時半となり疲労困憊状態。今日から静岡から遊びに来ている兄夫婦の兄嫁に駅まで無理を言って迎えにきてもらう。車の中で話を聞くとウチの兄貴はどうやらこっちに着いた途端に胃腸風邪を患って熱を出して寝込んでしまったらしい。遊びに来て寝込んでしまうとは大変だー。明日は「ゼブラーマン」を観に行こうと思っているのだから早く回復して欲しいなぁ。

部屋に上がると机の上には荷物が乗っている。なにかしらん?と開けてみると、おぉ!チョコレートではないですかー!いやはやお気遣い頂いてしまったようで深く感謝感激雨あられ。さすがに今日は食べられないけど深く感謝を捧げる。明日じっくりとお礼のメールを送ることにしよう。ありがとうございますなのですよー。
別の封書を開けてみるとこちらは先日申し込んだレンタルサーバーの案内書で、引越し手続きの方法やらその他いろいろ深く紹介されている。どうやら旧サーバーのデータ全部を移し替えなくてはならないらしい。切り替え予定日を見ると2月16日、でもって今日は14日・・・・ということは明日中にサーバーのデータを全部移し替えなくてはいけない!CGIの移動が一番大変なことになりそう。今日はしっかりと休んで明日じっくりと取り込むことにしよう。